第12話に登場する七里ヶ浜周辺続き



85:ラバボーは逃げようとしますが、メテオさんの星力で力が強くなったパニッくんに、ロープごと引っ張られ、彼の手でつかまえられてしまいます。このカットは、作品では空抜き背景になっていますが、前のカットから推定するパニッくんの立ち位置からすれば、防波堤が背景になるべきではないか、という気もします。

七里ヶ浜沖合の空の画像です

 パニッくんは、ロープを引いて、ラバボーを手にしますが、位置としてはここになると思います。しかし、上にも書いたように、最初の立ち位置から、パニッくんがほとんど移動していないとすれば、背景は防波堤になるはずで、どこかのカットの背景を流用しているのかもしれません。一応作品通りの絵になる場所として、ここを撮影しました。2006年7月3日。撮影協力:Naka氏。



86:「逃げようとしても無駄」というパニッくんの言葉に、絶望的になるラバボー。涙目です。かわいそうなラバボー…。

七里ヶ浜の砂浜の画像です

 ラバボーは、パニッくんの手の中で、涙を流します。どアップで映りますが、場所としてはこの場所になります。ただの砂浜ですが…。画像上側が海、後ろが防波堤、右側が江ノ島方向です。2006年7月3日。撮影協力:Naka氏。



87:ケースケがぼうっと、海に浮かんでいます。サーフボードにのって。

七里ヶ浜沖合の画像です

 場所はこのあとのカットから特定できました。このカットと、このあとに続く89までのカットは、第3話と共通に使われています。いわゆる「バンク」というやつですが、この作品で、話数をまたぐのは比較的珍しいと言えます。2006年8月28日撮影。撮影協力:Naka氏。画像は第3話のところから再掲です。



88:ケースケはゆっくりサーフボードの上に起きあがりますが、その視線の先に、パニッくんに連れられたラバボーが歩いているのを見つけます。

七里ヶ浜防波堤を見た画像です

 ここのカットで特筆されるのは、87のカット同様、第3話と背景、およびケースケの絵を共用していることです。奥側のパニッくんとラバボーのみ、新たに描き起こされています。場所として特徴は、第3話で解説したのと同じです(バックの描かれ方、階段幅の縮小など)。2006年8月28日、海中より撮影。撮影協力:Naka氏。「ケ」のところにケースケの背中が映る、という感じです。



89:ケースケは、「だれだっけ?」と口にします。…ラバボーに疑問を持たないのカー!(笑)。

七里ヶ浜沖合の画像です

 このカットも、第3話と共通に使われています。ケースケはやっぱり、沖に出て、第11話でコメットさん☆にいろいろいじわるを言って、ちょっと泣かしてしまったことを、考えていたの…でしょうか…。中央付近にサーフボードに乗ったケースケです。ケースケが実際より大きく描かれている気も、しないでもないですね。2006年8月28日、海の中から撮影。撮影協力:Naka氏。画像は第3話のところから再掲です。



90〜91:鎌倉山ロータリーを歩くコメットさん☆。画像は鎌倉山周辺のところをご覧下さい。


92〜117:メテオさんの家に着いたイマシュンと、それを出迎えるメテオさん。そこにコメットさん☆が入ってきて…、というカット群です。ラバボーがイマシュンのところに行っていないとわかり、急に不安になるコメットさん☆。ここまでで前半が終わります。

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