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江ノ電の線路を走り始めた「星のトレイン」は、海岸沿いの線路を走行します(物理的に撮影困難)。そのあと、稲村ヶ崎駅の改札前(下り線)を通過します。駅は深夜のため静まり返っていますが…。
作品中では、このような感じのカット描写となります。星のトレインが通過するのは、画像のすぐ前に見える線路です。描かれるのは上の写真よりもう少し左側からまっすぐに向いた向きですが、写真の撮影は、さらに広角のレンズがないと、左後ろにある風防板が入ってしまい、苦しい感じです。2004年7月4日撮影。
稲村ヶ崎駅の上下線合流ポイントを抜けた「星のトレイン」は、駅の下り方にある踏切(「稲村ヶ崎駅周辺」のところを参照して下さい)を通過、その右脇にある「肉の稲村亭」の前を通過します。なおこのカーブは45メートルに渡って、25km/h制限ですが、「星のトレイン」は、40km/h位出しているような…(笑)。
「コメットさん☆」は、海外輸出を考慮して、ほんのわずかしか日本語の表記が出てきません。そのためこの場所も、看板が絵で示されますが、驚くほど実際に忠実に描かれています。特にお店に至る敷石、中央下に見えるATSの接続箱(小さな箱形のもの)、右側の植栽など、作品を見ると面白いです。2004年7月4日撮影。
次いで「星のトレイン」は、極楽寺駅を通過します。
作品中ではこの位置で、右側から左に向けて、星のトレインが通ります。これまた画像左右に走る太いケーブル(駅名票の上下に2本、左右方向に走るねじった棒状のもの)や、左下に映ったススキ?の葉っぱが、星のトレインによる走行風で揺れるところまで、忠実に再現されます。右下の木の枝は、放送当時成長していなかったか、もしくは省略されたかのいずれかと思われます。なおホーム上のベンチ位置は写真と作品では異なります。2004年7月9日撮影。
稲村ヶ崎駅など全駅通過で運転された「星のトレイン」は(江ノ電始まって以来の「快速運転」?)、鎌倉駅に到着します。星のトレインの到着時、背景が光り輝くシーンで、この向きからの鎌倉駅舎が映ります。左手前のタクシーの停車している様子も、のちの話で描かれます。左側の背の低い駅舎は、JR鎌倉駅西口駅舎です。2004年5月21日撮影。