●16:コメットさん☆は本当に、西口の時計台の中に入って、「地下街方面の方」よろしく寝ていました。
ここがコメットさん☆の寝ていたところです…って言っても、なんだかわからないですね(笑)。時計台の中の床部分です。作品では、もう少しこのタイルの大きさが大きく描かれます。2004年10月18日撮影。
●17:コメットさん☆のほっぺたに、桜の花びらが落ちて…。「朝?」と言って、コメットさん☆はお目覚めです(笑)。
コメットさん☆はこの中に真横になって寝ていました。起きると同時に大きくのびをしますが、謎の外国人に写真を撮られます。2004年10月18日撮影。
●18:カメラを持った謎の外人が、どういうわけか険しい顔で、コメットさん☆を撮影します。それに対してコメットさん☆は、「おはようございます」と答えますが(悠長な人だ(笑))、外国人は何も言いません。それでコメットさん☆は、「あれ?、汽車の中で覚えた言葉が通じない」と言います。…ということは、日本語は星のトレインの中で覚えたのでしょうか!?。そんな簡単だったかなあ、日本語は(笑)。まあ、あいさつの仕方を覚えた…というようなものでしょう。
そして外人は、「オッハヨウゴッザイマースデース」と、独特な発音であいさつを返すと、プイと横を向いて行ってしまいます。なんだかよくわかりませんが、要するに、時計台の写真を撮ろうとしていたら、コメットさん☆が寝ていたので、いい写真にならない…と言いたいのでしょうか。…とんでもない!。恐れ多くもここにおわすをどなたと心得る。ハモニカ星国の王女様なるぞ、頭が高い!。控えおろう!…というものだと思うのですが(笑)。
ええと、場所としては、この位置になると思います。作品中で描かれるより、やや時計台そのものの左右は内傾しておらず、右側に見えるベンチ全体が描かれるなど、実際よりも広場自体が広く描かれている印象です。また左側の大きな丸い立ち木は省略され、その向こう側の西口駅舎が見えるように描かれます。しかし、正確な位置としてはここで間違いありません。2005年3月1日撮影。
●19:その様子をかげで見ていたラバボーは、「アクセントが違うんだボ」と、的はずれなことを言いますが…。…カットとしては、17よりさらに寄った位置となります。
続いて下のカットで、掃除をしているおばさんに声をかけられ、あわててラバボーは、右側の柱の陰に引っ込みます。
このカットでは、時計台の足の積み石の模様が、非常に忠実に描かれます(さすがにパターンの完全な再現はされていませんが、サイズの違うタイルが貼ってある様子は、まったくそのままに表現されています)。2005年4月8日撮影。
●20:すかさず今度は、掃除のおばさんが、「こらー、そんなとこで寝てちゃダメ」とコメットさん☆を叱ります。コメットさん☆は、「ここって寝てちゃいけないの?」と返しますが…。いけないと思うよ…、女の子がひとりで…。
おばさんはそれに対して、「なに人生投げてるの。まだまだこれからでしょ」と叱ります。まったくもってその通りですね(笑)。完全にコメットさん☆は、家出少女と勘違いされています(笑)。おばさんは、画像で言うと、左手前から現れます。2006年4月17日撮影。撮影協力:Naka氏。
なお下の画像は、同じような季節に撮影したものです。2005年4月8日撮影。
この場所について、簡単に解説しておきますと、ここは西口を出て、すぐ右にある時計台とベンチのある小公園です。
時計台の裏側には、西口から東口に抜ける地下道があります(画像下側)。これでJR横須賀線をアンダーパスするのですが、ここに桜の木が1本あり、コメットさん☆のほおに、桜の花びらを落として目覚めさせたのは、この木です。おそらく地球に降り立ったコメットさん☆が、最初に見た桜の木だと思われます。こんな感じで見上げたかな?。2005年4月8日撮影。
位置関係をわかりやすくするために、反対側から撮影してみました。これもストーリーに直接描写されるカットではないのですが、参考になさって下さい。同じ木です。
ピンク色の▼印が時計台、その後方に桜の木があることがわかると思います。この画像で、左奥のほうへ山を越えて行くと、コメットさん☆がこのあと住むことになる稲村ヶ崎方向です。JR鎌倉駅ホームより、2008年4月3日撮影。