第39話に登場する横浜市内続き


 一転、今度は雲の上のカットになります。そしてコメットさん☆は、星力を集め、さらにラバボーの恋力で、ラブリンサンタに変身!。

 このあとしばらく雲の上にやってきたメテオさんとのやりとりが続きます。場所として特定できないので、紹介はこの程度に留めます。


 ライブのあと、二人で食事をすることになっていたことを明かすメテオさん。ここでは、山下公園からベイブリッジを「左に」見て、沖を行く船が映ります。ところが、このベイブリッジの位置は変で、本来は、山下公園から海を見た場合、「右に」あるはずです。したがってここも、演出上のデフォルメが入っていると言えるでしょう。


 不安そうなイマシュンを映しつつ、食事の約束をコメットさん☆に譲ると言い出すメテオさん。うーん…。なんと言っていいんだか…。イマシュンのうしろには、ベイブリッジが横向きに映っています。


 コメットさん☆の「譲ると言われても…」というセリフにかぶりながら、一人船内のレストランのテーブルに座るイマシュンが映ります。手前には各テーブルに置かれたキャンドルが…。

 なお、この船は、横浜港クルーズ船の「ロイヤル・ウィング」号をモデルにしていると思われます。ホームページがありますので、興味のある方は検索エンジンで検索し、ごらんになってみて下さい。


横浜港クルーズ船「ロイヤルウィング」号の画像です


 船体の形状、ライティングの様子などから判断して、モデルはこの船で間違いないですが、デザイン上若干氷川丸と混ざっている部分が、作品中にはあります。両側面のボートなどですが、基本的には内部も含めて、この船がモデルです。横浜港大桟橋より、2004年12月11日撮影。奥はベイブリッジです。


 煮え切らない?コメットさん☆に怒るメテオさん。アップで声を張り上げるところが映ります。


 「これ以上わたくしに恥をかかせるなら、覚悟というものがあるのよ!」と怒鳴るメテオさん。あわててラバボーが「覚悟って!?」と聞き返します。


 それに対するメテオさんの答えは…。「泣くわ」でした…。泣く…かぁ。それは困るなぁ…(苦笑)。メテオさんに泣かれると、困るよなぁ…。いや、まあそれは、コメットさん☆に泣かれても、ネネちゃんに泣かれても、困るのは困るのでしょうが…(苦笑)。あとの二人とは、なんか意味が違うような…。


 涙をこぼしはじめたメテオさんを置いて、「私そんなこと出来ない…」と立ち去るコメットさん☆。

 ところでこのカットでは、コメットさん☆のイヤリングに、珍しく金具がついているのが見えます。ただの棒状なのですが…。普段ふよふよと浮いているように見えるだけに、結構貴重なカットかもしれません(ちなみに強調しておきますが、あくまで「イヤリング」です。間違っても「ピアス」ではないことに注意!。設定書に書かれています!(苦笑))。


 一転して、コメットさん☆を心配するパパさんとママさん。藤吉家の風景のカットになります。コメットさん☆、こんなに「ご家族」を心配させては、いけん!(岡山県の方言)。


 しばらくコメットさん☆のサンタ姿が映り、王様扮するサンタビトに出会うカットが映ったあと、再び横浜・山下公園のカットになります。そこには海上を行く「ロイヤル・ウィング」号を、山下公園から眺めるメテオさんの後ろ姿が映ります。カットとしては、このページの上から2カット目と同じです。位置関係なども同じ。なお「ロイヤル・ウィング」号は、一度出航すると、しばらく戻ってこず、17時10分と19時40分の2回ナイトクルーズがあるので、途中からは、実際には乗れません。


 沖を眺めるメテオさんのカットになります。もうメテオさんは、泣いてはいません。


 ロイヤル・ウィング号を真横から撮ったカットが映ります。なかなかに堂々たる船体。夜景をバックに、ベイブリッジに向かいます。


 王様扮するサンタビトに、コメットさん☆サンタは、尋ねます。お父様とは知らずに…。鎌倉市内と思われるところと、稲村ヶ崎と相模湾のカットなどが映りますが、「上空」なので、同じ場所に行ってみられるはずもありません(笑)。王様は、なかなか鋭いことを言うのですが…。


 「自分が何をもらったら、うれしい気持ちになるかな?」という王様の問いに、答えをまだ出すことが出来ないコメットさん☆。パニッくんと太一くんの家を回ります。


 再びロイヤル・ウィング号を側面から映したカットが映ります。今度はカメラもパンニングしています。カット自体は、このページの5段上と同じカット割です。


 メテオさんがドレスで船内を歩きます。回りのテーブルから、どよめきが起こるほど(キレイなんでしょうね)。2カットだけ、メテオさんの顔を写さないでの描写です。このあたりは、ファミリー向けアニメと思えないほどの、ドラマか映画ばりのカット回しですね。そして、窓際のテーブルに一人ぼーっとしていたイマシュンに、「瞬さま、お待たせしてごめんなさい」と。


 イマシュンが驚いて振り向くと、そこには…。キャーーーーーー!!(照笑)。ドレス姿のメテオさんをパンアップして映します。メテオさん綺麗すぎ…。


 再度あらためて、メテオさんの胸あたりから顔をパンアップで映します。…さっきからタイプミスばかり(爆笑)。


 急いでメテオさんのために、いすを引くイマシュン。ううむ、女性のエスコートの仕方は、知っているわけですね。イマシュンは育ちが違うなぁ…。


 席に着くメテオさん。「コメットを誘ってみたのだけれど…」と。いいんですよ、メテオさん。あなたが来るべきだったのです!。


 メテオさんの横顔をナメ、イマシュンが映ります。イマシュン、ちょっと衣装がむさいのが気になりますね(苦笑)。


 メテオさんが遠慮がちに、「あの子は忙しいらしくて…」という言葉に、イマシュンは微笑んで自分もいすに座ります。窓の外には、ベイブリッジが、やはり船体と平行に見えています。またテーブルの上に、ナフキンが置かれていますので、食事の予約をしたことは明らかですね。日暮れの時間から考えて、19時40分からのクルーズでしょうね。


ロイヤルウィング号の側面のアップ画像です


 イマシュンとメテオさんのデート(これはもうデートそのものですね!)は、窓に桟がないことや、カーテンの感じなどから、おそらくこの画像の一番上に見えるデッキ(フリージアデッキ)での食事ということではないかと思われます。実際には、テーブルが窓と平行ではないなどの違いがありますが、ここはもう、そんな野暮なことは言いっこなし!。


 メテオさんの背中と、イマシュンが映りますが、メテオさん、肩が上がっているよ…。緊張しているのかな…(苦笑)。どんどんページの趣旨から遠ざかっているような…(笑)。


 2カット、イマシュンの「イメージ」として、サンタ姿でお父様=王様といっしょに夜空を飛ぶコメットさん☆が映ります。カット自体は、前の流用です。


 そしてこの場面転換を使用して、プレゼントを配って回るコメットさん☆と王様のカットに移行します。この辺の場面転換の巧みさにも、驚かされます。


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