続きです
サーフェーサーという、木工用の下地仕上げ剤(塗料)を塗ります。スプレー式の缶入りですが、これが結構パーツに吸われてしまい、なかなか表面に厚い層を形成してくれません。
いろいろな方向からサーフェーサーを吹き付けて、塗り残しのないようにします。
表側はこんな感じになりました。やや中央部分あたりがこれでもまだ薄塗りです。
もう少し目の粗いサーフェーサー(#500)を塗装してみます。それまでのサーフェーサーは、木部にしみこませたことになるかと思います。
表側はこのように仕上がりました。中央部付近にあった塗装膜の薄い部分も消失しています。このくらいたっぷり塗っておかないと、このあとの研磨に耐えません。
400番のサンドペーパーを使って、表面や周囲を研いでいるところです。ここで細かな凹凸や、ヤスリキズなども処理しておきます。また裏側については、周囲を少し面取り(角を削って落とすこと)しておきます。
左側は裏側、右側のものは表側を示します。400番に続き、800番というもっと細かいサンドペーパーで研いで、木目消しと表面処理が、一応終わったところです。
針状のヤスリを、電動工具の先端につけ、つり下げ金具を埋め込むための溝を掘ります。手順としては、ここで金具を取り付けるのがいいのかどうか、ちょっと悩むところです。ピンク色の本塗装は、ここで金具を付けたほうがやりやすいと思いますが、一部の仕上げを再度やらなければならなくなる(溝の周囲)ので、もっと前に溝だけは掘っておくべきなのかもしれません。
溝の掘れたパーツと、取り付ける金具(中央の銀色のもの)、それを接着するエポキシ系接着剤です。溝はあまりまっすぐに掘れませんでした…。
つり下げるための金具を付け終わったところです。上は表側から見たところ、下は裏側です。多少金具が出っ張ったので、電動ヤスリで削っておきました。
本日はここまで。2004年6月26〜27日未明。このあとは、裏側の金具両側のスキマをパテで埋めてから、その部分を再度仕上げ、さらに全体を再度サーフェーサーで塗って、細かいサンドペーパーで研いで、いよいよ本塗装という手順になります。