2002年分地名など解説

 2002年分(第44話から第85話)に関係する地名、または一部の事柄についての解説をします。

 「コメットさん☆」という作品は、実放送もこの「ストーリー原案」も、割と狭い範囲で話が進みます。それとコメットさん☆が出かけていく各地については、一般的な解説が少し必要と思えます。また一部の事柄や、特別な用語、一般的でない言葉には、多少の説明も必要でしょう。そのようなものについても、五十音順で解説を試みることにします。話数の増加や、改訂などがあれば、適宜改廃されます。なお実放送にはない場所も、多数ありますので、実放送向けの解説とは異なることがあります。

凡例:実在するかしないか(●=実在、▲=実在するが無関係、×=実在しない、★=無関係、■=特殊なもの)、地名・言葉、よみがな、初出話数、説明の順です。


稲村ヶ崎駅(いなむらがさきえき)「64」:江ノ島電鉄線(下方参照)の相模湾沿いにある駅。駅名の由来は、史跡「稲村ヶ崎」から。同名の岬の名前を取ったもの。「コメットさん☆」で、山の上から海を見るカットがよく映るが、その時に左に見える岬がおおむねそれ。駅としては、江ノ島電鉄線の中核的な駅で、住宅地のなかにひっそりとある。駅員が常駐し、上り最終電車の行先駅。

稲村ヶ崎商店街(いなむらがさきしょうてんがい)「66」:稲村ヶ崎駅前に続く商店街。現地に行くと、確かに商店が建ち並んでいるが、商店「街」として機能しているかなどは不明。

×裏山(うらやま)「51」:藤吉家の裏側に割と平らに広がる山。畑や桐の木、桜の木などがある。コメットさん☆が一人になりたいときなどに、行ってみたりするところ。藤吉家の所有地だが、少し飛び地になっているようす。

運転体験(うんてんたいけん)「76」:電車の車庫内などを使って、一般の人に実物の電車を運転させるイベントのこと。電車の運転には、「動力車操縦者免許」という、実務経験と学科を学び、国家試験に合格してはじめて交付される免許が必要だが、車庫内の線路などは、免許がいらないので、それを利用して、時々各地の鉄道イベントで行われる。江ノ島電鉄でも過去に行われたことがあるもよう。常時行われているのは、「碓氷鉄道文化村」など。

江ノ島(えのしま)「64」:古くから知られたもとは信仰の島。神奈川県藤沢市片瀬海岸の沖にある。現在は道路橋で結ばれ、半ば陸続きになっている。江戸時代、大山詣での人々が、精進落としとして遊興したのが、観光地としての起源である。明治から昭和期にかけては、現在の江ノ島電鉄が開発するなどして、観光資源としての意味合いが強くなった。東京オリンピックでのヨット競技の会場ともなっている。現在のヨットハーバーは、その名残である。岩屋(自然洞窟)、植物園(サムエル・コッキング苑)、展望灯台など、いろいろな施設もあり、年中観光客の人気は高い。小田急線片瀬江ノ島駅下車、江ノ島電鉄江ノ島駅下車、湘南モノレール湘南江の島駅下車、それぞれ徒歩15分程度。

江ノ島水族館(えのしまいすぞくかん)「64」:1952年に開館し、2004年4月完全リニューアルした水族館。片瀬西浜に存在する。特徴的な水属動物の飼育でも知られ、本格的水族館としては、国内で最初のものとされる。現在も盛業中。

江ノ島電鉄(えのしまでんてつ)「76」:神奈川県藤沢市の藤沢から、神奈川県鎌倉市を結ぶ、全長10.1qの私鉄。その歴史は古く、運転開始は1902年。現存するものとしては、日本で2番目に古い電気鉄道(電車を主に運転する鉄道)。風光明媚な沿線や、その路線の特殊性、海あり山あり人家ありの車窓には、根強い人気がある。

江ノ電(えのでん)「64」:江ノ島電鉄の愛称。上の「江ノ島電鉄」を参照。

絵本(えほん)「71」:絵に、その場面にあわせた文章を挿入した形の、主として児童向け書籍。短い文章にいかにテーマを繰り込むか、それにあった絵をいかに描くかなど、絵本の作家に求められる能力は、一般の書籍と異なったものと言える。

オーストラリア(おーすとらりあ)「48」:南太平洋にある巨大な島国。英国の植民地であった時代もあり、先住民アボリジニに対する迫害も行われた。資源に恵まれた国で、気候は日本とほぼ反対。9月から春、12月が盛夏、6月は冬となる。自然環境に優れ、観光資源も豊富。国歌を国民投票で最終決定した国としても知られる。

大田子(おおたご)「68」:静岡県賀茂郡西伊豆町大田子。大田子バス停からすぐ。夏は大田子海水浴場がオープンする。小砂利の混じった浜で、水はきれい。沖に沈む夕日は、観光バスがわざわざ停車するほど有名。

大船(おおふな)「79」:神奈川県鎌倉市大船。古くから東海道線と横須賀線のジャンクション。湘南モノレールもここから発車する。かつては横浜ドリームランドへのドリーム交通モノレールも存在した。映画の撮影所(松竹。現在はない)や大船観音で有名。商業エリアとして再開発が進む。

御前崎(おまえざき)「68」:駿河湾の西南側に半島状に突き出した岬。松崎(下方参照)の海岸から、天気が良い日にはうっすらと見えることがある。風力発電施設があるなど、自然と特色のある地域である。

懐古園(かいこえん)「53」:小諸駅そばの小諸城趾を整備した公園。桜の名所としても有名。小諸城は、全国的にも珍しい「穴城」で、城下町より一段低いところに築城されていた。自然地形をうまく利用した、守りの堅い城である。

カスタネット星国(かすたねっとほしくに)「83」:メテオさんの生まれ故郷。星国人たちのふるさとである「トライアングル星雲」(下方参照)の、3つある「星国」(1つの星で1つの国)のうちの一つ。メテオさんの母である女王が治世する。気候はやや冷涼。

鎌倉(かまくら)「53」:神奈川県鎌倉市。源頼朝が1192年首都を置いたのが、歴史にこの場所が登場する最初と言える。当時鎌倉幕府が置かれたのは、現在の若宮大路という鶴岡八幡に通じる参道の右側あたりと言われている。それまで朝廷のもちものだった国を、はじめて武士階級が治めることになるきっかけとなった。関東各地にある「鎌倉街道」は、源頼朝を慕っていた関東の豪族たちが、鎌倉に政変が起こったり、起こる危険がある時に「いざ鎌倉」と、駆けつけるために整備された街道であるとも言われている。現在は、多くの寺社や文化財も多く立ち並ぶ、古都の風情を残した国際的観光地となっており、古くから多くの文人も住むなど、住環境も悪くない。

軽井沢(かるいざわ)「53」:中山道の小宿場町を、明治時代になってから再整備したもの。国際的に有名な避暑地で、本格的リゾートの草分けとも言うべきもの。現在も著名な観光地で、夏のシーズンには、多くの観光客が訪れる。

関東(地方)(かんとう)「45」:通常東京都とその回りの六県を指して言う。東京・千葉・神奈川・埼玉・群馬・茨城・栃木のこと。感覚的には静岡も入りそうに思えるが、そこは中部に含まれる。

北鎌倉駅(きたかまくらえき)「75」:JR横須賀線(下方参照)の大船起点から2q320m地点にある駅。鎌倉駅とは2q160m離れている。1927年5月20日開業。当初は季節臨時駅であった。円覚寺のそばで、参道が踏切になっているのは有名。

ケアンズ(けあんず)「44」:オーストラリア北東部にある港町。気候は温暖、というより暑いほどで、年中ほぼ夏といっても過言ではないほど。オーストラリアとしては典型的な地方都市で、東京からの直行便も就航。東京との時差は1時間(サマータイムでないとき)である。

極楽寺車庫(ごくらくじしゃこ)「76」:江ノ島電鉄唯一の検車が出来る車庫。極楽寺駅と稲村ヶ崎駅の間、極楽寺駅寄りにあり、検修庫を擁するこぢんまりとした車庫。毎年秋にはイベントが開かれる。

小諸(市)(こもろ)「53」:北国街道沿いの宿場町として、昔から栄えた。また小諸城の城下町でもあった。現在も重要文化財を含む古い家並みが続くところがあり、かつての宿場町を思わせる。小諸城趾は、現在懐古園として残されており、市民の憩いの場であるとともに、花見のスポットでもある。

歯石(しせき)「77」:唾液に含まれるカルシウム分などが固まって、歯のみがきにくいところにたまったもの。通常のブラッシングではとれにくく、スケーラーという棒でひっかいて取ったりする。コメットさん☆もたまるようなので(笑)、コメットさん☆の体の基本構造は、地球人と違わない考えられる。

しなの鉄道線(しなのてつどうせん)「53」:1997年の長野新幹線(下方参照)により、信越本線軽井沢−篠ノ井間は、第3セクター鉄道に引き継がれることになった。その名称が「しなの鉄道」である。なお、かつて信濃鉄道という鉄道が、別に存在したが、それは国有化され、現在のJR大糸線となっているので、関係はない。幹線鉄道を引き継いだので、線路状態は良く、独特の赤と鉄色に塗装された電車が、比較的頻繁に運転されている。電車は長野駅まで直通するが、東側は、小諸駅で乗り換えとなる電車が多い。

×市民会館(しみんかいかん)「75」:市内にある、いろいろな公式イベントが開かれる、ホールを擁し市が運営する建物。会議室などもあるもよう。

女性運転士(じょせいうんてんし)「76」:電車の運転士は、従来男性の仕事とされてきた(昔の電車や列車は、運転すること自体が力仕事であったことも影響)。戦時中から戦後の一時期、女性がその役をになった時期もあったが、基本的に私鉄も国鉄も、女性を運転士とする目的で採用することはなかった。しかし近年、男女雇用機会均等法の施行もあり、一部の私鉄やJRを中心として、女性を車掌や運転士に、積極的に登用する動きが出てきた。そのような流れの中で、再び誕生したのが「女性運転士」である。将来的には多数の女性運転士が、各鉄道会社に在籍するようになると考えられる。

信州(しんしゅう)「53」:確実な定義付けは難しいが、おおむね長野県全域と、群馬・新潟・岐阜の一部を含む、山脈や川で区切られた一帯を指して言う。東側は軽井沢付近から、南側は伊那・木曽路、北側は野沢温泉・戸隠・黒姫、西側は松本から上高地・乗鞍といった地域を指して言う。

新生児室(しんせいじしつ)「59」:母胎から出産後、新生児(平たく言えば赤ちゃん)が、看護師の管理のもと留め置かれる部屋。新生児の状態は、基本的に常時モニタされ、様々な事態に対処できるようになっている。知人や親族、友人などは、通常廊下側に設けられた窓から、新生児の状態を見ることができる。

新東京国際空港(しんとうきょうこくさいくうこう)「79」:→「成田空港」を参照。

スイミングスクール(すいみんぐすくーる)「56」:元来の意味は、広く水泳を教授する学校。泳力や年齢などにより、コースを設け、それに従ったカリキュラムがあるのが普通。最近はフィットネスの一環として、水泳を取り入れる場合も多く、ただ水泳の上達を助けるのみならず、健康な体づくりをサポートする施設になっているところも多い。

タンバリン星国(たんばりんほしくに)「64」:プラネット王子、ミラ、カロンの故郷。トライアングル星雲内に3つある星国のうち、いちばん大きい星国。大規模な改革が行われ、それまでの守旧派勢力は一掃された。現在は王族会が、合議によって治世。

千曲川(ちくまがわ)「53」:甲武信ケ岳から流れ出て、犀川と合流しつつ、日本海に注ぐ河川・信濃川(しなのがわ)の長野県内での呼び名である。長さ214q(千曲川と呼ばれる部分のみ)。

ティンクルホン(てぃんくるほん)「64」:コメットさん☆が、さくらの花びらから星力によって製作した、携帯形動画送受信機能付き電話。電話番号が存在し、一般加入回線から、また一般加入回線に電話をかけたり受けたりできる。また星国とも通信が可能という、夢の電話機。携帯電話であるが、なんと文字盤はダイヤル式。基地局を使用するのかどうかなど、システム的に不明な点もある。

ティンクルホンU(てぃんくるほんつー)「64」:長野の八ヶ岳山麓に住む、スピカさんのお供としてやってきて、そのまま定住しているラバピョンのために、コメットさん☆が作ってあげた携帯電話機。ティンクルホンと同等の機能を有するが、文字盤は、動物形態のラバピョンでも操作しやすいように、ワンタッチ開閉、ボタン式に改良されている。

展望台(江ノ島)(てんぼうだい)「64」:もとは東京都世田谷区二子玉川にあった、戦時中のパラシュート訓練台を移築したもので、灯台の機能もあった。戦後独立した江ノ島電鉄の、江ノ島積極開発施策の一つであったが、老朽化が進んだため、2003年に新築の展望灯台に建て替えられた。現在はライトアップなども。

東京(とうきょう)「53」:日本の首都。明治維新の際、江戸から改称された。東の京(京都)の意。人口約1200万人の、超過密都市であり、大部分のところは、混雑しているが、熱帯の小笠原諸島から、2000メートル級の山がある奥多摩まで、意外に広い範囲が東京都なので、いろいろな顔を持っている都市であるとも言える。

トウキョウト(東京都)(とうきょうと)「83」:首都東京は、戦前は「東京市」であったが、1943年都制を施行。東京都となった。コメットさん☆の母が地球で住んだのは、東京都世田谷区であった。

東京湾(とうきょうわん)「79」:三浦半島と房総半島、それに東京都心に囲まれた湾。元々は自然の湾港であったが、江戸時代から埋め立てが行われ、だいぶ海は後退してしまっている。レインボーブリッジや、お台場地区、汐留地区、舞浜地区などが、主要観光スポット。現在も海運物流の拠点であり、埋め立て地には倉庫がたくさん建ち並ぶなどしている。

トライアングル星雲(とらいあんぐるせいうん)「83」:地球から遠く離れたところにある星雲。星が生まれるところとされる。星人と星の子たちの暮らすところで、3つの星国と呼ばれる国(1つの星で1国)がある。かつてはその3つの星国も、1つであったようだが、内乱があって分離したもよう。再統一が悲願とされていたが、現在は緩やかな連合により、現状を維持するほうに、大勢は傾きつつある。

どんぐり(どんぐり)「74」:主としてクヌギ属、ナラの木の類、シイの木などの実を総称して言うことが多いもよう。たいていの実は、そのまま食べられないが、子どもが遊びに使ったりする。シイの実など一部はそのまま食べられ、他のものも灰汁抜きをしっかりすれば、食べられないことはない。

長野(ながの)「53」:善光寺を中心とした市街からなる長野市がその中心都市。縦に長い県で、山に囲まれたような地形から、比較的気候は厳しいが、その分自然もたくさん残されており、観光スポットは数多い。

長野新幹線(ながのしんかんせん)「53」:本来は北陸新幹線の一部。長野冬季オリンピックに間に合わせるために、長野まで暫定開業した状態になっている。1997年の開業当初は「長野行き新幹線」と呼ばれた。2004年現在も長野止まりなので、「長野新幹線」と呼ばれる。長野新幹線の開通により、信越本線の一部(横川−軽井沢間)は廃線となり、残りの大部分の区間は、第3セクターの「しなの鉄道」(上方参照)に移管された。

772便(ななななにびん)「79」:オーストラリア・シドニーから成田に向かう便。毎日運行で、担当は日本航空。成田には午後6時に到着する(所要9時間45分)。

成田エクスプレス(なりたえくすぷれす)「79」:東日本旅客鉄道(JR東日本)が、成田空港−東京−横浜・大船、成田空港−新宿・池袋間などに運転している、国際空港連絡特急電車。個室のグリーン車など、空港連絡特急としての特別な装備を持つ。速達性、定時性から、利用客は多い。

成田空港(なりたくうこう)「55」:1978年に開港した、羽田に代わる新しい日本の国際空港であったが、その土地収容を巡って、地元住民と国が激しく対立、禍根を残すこととなったのは有名である。現在2つの滑走路とターミナルビルを持つ規模に発展しているが、依然一部の土地が、地元の人々の理解が得られず、未取得のままであるなど、未だ問題は解決していない。国際線便の多くが、ここを起終点としているが、都心から遠く不便なことと、今後羽田空港の拡充など、この空港を巡る将来性には、やや疑問のふしがないでもない。

成田空港第2ビル(なりたくうこうだいにびる)「79」:1992年に供用が開始された、成田空港2つ目のターミナルビル。主として日本の航空会社が使用する。駅1つ分離れているので、間違えると大変なことに。

西伊豆(にしいず)「68」:伊豆半島の西海岸側のこと。主として松崎町(下方参照)から、土肥温泉あたりまでを差して言う場合が多い。

ハモニカ星国(はもにかほしくに)「64」:トライアングル星雲(上方参照)に3つある星国(ほしくに)のうちの一つ。コメットさん☆の故郷。全体にのんびりしたムードが漂っているようす。王様は王妃様の影響か、日本食党である。

バレンタインデー(ばれんたいんでー)「45」:元々は聖バレンチノという人の名前から。昔ヨーロッパで広まった、2月14日に若い男性が、好きな女性に手紙を出す習慣から来ているが、チョコレートを女性から男性に贈るというのは、日本独自の習慣。欧米では男女を問わず、また友人関係などでも普通に手紙や花束、菓子などを贈りあうとのこと。

弁天島(べんてんじま)「68」:伊豆松崎町の、松崎海岸北側にある小さな岩山。もとはその名の通り島であったが、松崎海岸の整備工事に伴って陸続きになった。島を一周する遊歩道が設けられている。山の頂上には、神社がある。

星のトレイン(ほしのとれいん)「76」:ハモニカ星国で、星と星の間の移動に使われる、列車形星間飛行体。機関車に引かれた客車で編成され、車輌は全て1067o軌間である。そのため地球の狭軌の鉄道に乗り入れることができる。車輪は絶縁されているので、地球上の線路では、信号などに影響を及ぼすことはないが、踏切が作動しないため、星力をかけておく必要がある。

ホワイトデー(ほわいとでー)「48」:これはバレンタインデーと異なり、日本の全国飴菓子工業協同組合なる組織が、1980年から3月14日をホワイトデーと決めたもので、バレンタインに何かもらったおかえしを、男性からする日とされている。普通はキャンデーなどを返礼するが、特に決まっていない。

盆踊り(ぼんおどり)「66」:盂蘭盆(うらぼん)の精霊を迎える、死者を供養するための行事(輪になってお経を唱え、踊る)に端を発し、のちにこれが先祖の魂を民族舞踊などで、供養するという形に変わっていった。有名な「阿波踊り」も、本来「盆踊り」である。現代では、宗教色は薄れ、踊りを楽しむまつりとなって、各地で催される。

松崎(町)(まつざき)「68」:静岡県賀茂郡松崎町のこと。西伊豆の中核都市。海のレジャーの基地として、また、堂ヶ島、石廊崎、波勝崎、大沢温泉などへの足がかりとしても、観光の拠点となる。

モール暦(もーるれき)「83」:ハモニカ星国で採用されている新暦。地球の太陽暦に換算すると、1年は734日から735日。1日はおおよそ24時間。1月は45日前後で、1年は16ヶ月ある。4ヶ月ずつ春夏秋冬が一応ある。ちなみにコメットさん☆の生年月日を、この暦で示すと、842年15月41日となる。

八ヶ岳(やつがたけ)「74」:山梨県北西部から長野県東部にかけて存在する「八ヶ岳連峰」のこと。八ヶ岳という山があるわけではなく、連峰の名前である。山の名前としては「赤岳」、「天狗岳」など。スピカさんが暮らす場所は、長野県小海町であるが、その西側に広がるのが八ヶ岳連峰である。

×八ヶ岳病院(やつがたけびょういん)「59」:スピカさんが、みどりちゃんを出産する際に、入院した病院。長野県の小海町にある総合病院。

山栗(やまぐり)「74」:しばぐりなどとも呼ばれる、山野に自生しているクリの木のこと。実は売っているものなどより、ずっと小さい。甘栗にするのは、このようなクリではないかと思われる。

浴衣(ゆかた)「66」:和服の一種。元々は平安貴族が、入浴の時に着た着物ゆかたびらに由来。江戸時代以降、湯上がりに着る着物、また外出着として定着。明治時代には、女性が海水浴をする際の、水着代わりに着られたという記録も。最近は花火大会や盆踊りの時などに着られることも。

横須賀線(よこすかせん)「53」:JR東日本の、大船から久里浜を結ぶ23.9qの電化路線。電車は「横須賀線電車」として、大船以北に乗り入れ、品川・東京〜総武本線方面に直通する。横須賀までは1889年6月16日、その先の久里浜までは1944年4月1日開通。

横浜(よこはま)「81」:神奈川県横浜市。古くから港湾都市として栄え、現在も交易の要衝でもある。特に伊勢佐木町、元町・中華街、山下公園付近は、商店、レストランなどが並び、商業的に発展している。また神奈川県庁も、本町地区に存在する。市内に観光スポットも多く、都内からでも、ちょっとした楽しみ方のできる街である。


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