現在209話分(2002年分28話+2003年分39話+2004年分44話+2005年分35話+2006年分35話+2007年分28話)
もし「コメットさん☆」の最終回が、第43話ではなくそのまま続いていたら…。そんな「ドリームストーリー」のコーナーです。
※細かい進行上の予定は、「海洋紀行」トップページの、「制作者からの一言」に掲載されることがあります。
ではどうするか。具体的に言えば、ストーリーという線路に付けられた、最終回という「車止め」を取り払い、その向こう側に私たちファンが、レールをつないで行ったら…ということです。
前提としては、あのままずっとずっと放送は続いている…というものにしました。「コメットさん☆」という作品の、実質的な「続編」という立場です。基本的な登場人物も同じですが、「王子探し」については、43話で終了したものとしています。そのため、直接王子を探すことは、ここでの「ファンフィクションストーリー」として、扱われることはなく、普通に王子は登場します。また全年齢対象というアニメ作品の特質からして、過度にベタベタした話も描かれません。しかし、もともと映像メディアのものを、文章で表現するため、その特性上、このまま放送できない部分が発生しています。もし仮に、ここに書かれるストーリーを基に、放送作品を作るとすれば、かなり補足や修正も必要でしょう。
話数については、一応カレンダーをチェックして、特番が入りそうなところをよけて…と考えました。そのため話数や放送予定日などは、かつて放送が行われていた、日曜日朝として矛盾がないよう調整しました。またついでに資料的なものが提示できるところは、示すようにもしてみました。
あえて細かい部分の厳密な規定はしないようにしてあり、各ストーリーのはじまりから終わりまで、必ずしも全てを書いているわけではありません。それらは全く視読者各位の自由裁量におまかせしています。したがってこれは「ストーリー原案」であり、「小説」ではありません。セリフの分かち書き的書き方からしても、シナリオの一種のようなものでしょうか。
実放送制作者の人々が視聴者にゆだねた、視聴者各自の、作品やキャラクターに対するイメージは、このオリジナルストーリー原案によって、ある程度説き明かされ、規定されるものになっているかもしれません。これらは、あまり私の本意とするところではありませんが、ここに生み出された新たなストーリーの数々は、また新たな視読者のイマジネーションを想起させるものであると、自負しています。
「コメットさん☆」という作品そのものを創りあげた、あらゆる制作側の人々は、すばらしい感性の持ち主たちであり、作品のコンセプトも、極めて秀逸なものと確信していますが、この世に完璧なものなど、ありはしません。そのために私は、それらの人々に敬意を表しつつも、絶対視しようとは思っていないのです。もちろん、私自らがここに発表する「オリジナルストーリー原案」も、同じく完璧ではあり得ませんが、新たな可能性を常に提示するものでありたいと思っています。
●星国=ほしくに=地球から遠く離れた、トライアングル星雲にある3つの星。1つの星で1つの国。実際には「星系」といったほうが正しいかもしれない。いくつかの衛星や、近隣の惑星を含むもよう。
●星人・星ビト=ほしびと=星国に住む、あるいは星国から地球にやってきている人のこと。異星人ということになる。
●星力=ほしぢから=コメットさん☆たち星ビトが使う、人知を越えた力のこと。星の子のもつ力を借りて、それを操作するもので、力のもとを生まれつき持っているわけではない。よって魔法力ではない。星の子が協力さえしてくれれば、一般地球人でも利用可。
●星の子=ほしのこ=トライアングル星雲で生まれた、星の元になる超新星のようなもの。丸い形をしていて、1つずつ人格をもつ。
※初期の話数と、その後では、書き口がかなり異なっています。逐次改訂も検討していますが、これは当初シナリオを強く意識していて、文字通り「ストーリー原案」という書き方だったのに対し、その後はシナリオ形態ではあるものの、やや小説色を強くし、「ストーリー」そのものを描く方向に、傾いていったためです。2008年分より、普通の小説形態で書く予定です。
※現状、シナリオ形態を踏襲していますので、セリフの頭に人名が入れられています。本来、「小説」としますとこれはおかしいですが、あくまで「ストーリーの原案」というスタンスですので、全面的に改訂するかどうかは、将来的に検討することといたしたく思います。
★2002年分地名など解説はこちら。
★2003年前半分地名など解説はこちら。
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★2004年前半分地名など解説はこちら。
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●この「ストーリー原案」そのものはフィクションです。一部の話に登場するイベントは、実際に開かれていないものがあります。また実在する場所やものが出てくる場合もありますが、直接の関係は一切ありません。