ヒイラギという木とスピカさんの娘みどりちゃんの名前について
ヒイラギ(柊)は、常緑低木の一つです。葉は縁が各所とがっており、さわると痛いです。おそらく食害から身を守っているのでしょう。常緑樹なので冬でも葉を落とすことがなく、よく植栽に使われたり、庭などに植えられたりします。
スピカさんの娘、みどりちゃんの名前は、碧(みどり)の字の「美しく青い石」という字義から、意味だけをとって、字は女の子の名前としては、石の字が強いので、ひらがなにしたものです(戸籍上の名前は「柊碧」です)。しかし、その「みどり」が、美しい八ヶ岳の緑につながること、柊家の子どもとして、ヒイラギのもつ常緑樹の性質から転じて、常にみどりを保つ子どもであって欲しいという、両親の願いが込められてもいます。
なお、魚にもヒイラギという種類がありますが、あれはまったく関係ありません。魚のヒイラギは、アジの一種で、メッキアジなどとも呼ばれます。
新宿の街角にて。ヒイラギの木。
2004年はヒイラギの花がよく咲いたそうです。同所にて。同じ木の花。白くて小さな花です。2004年11月15日撮影。