このように、昔の色は「紺色と山吹色」でした。経堂駅にて、2004年3月19日撮影。
下り向き先頭車輌のアップ。当時は割とくすんだような色でしたが、今見ると、案外新鮮です。この色は、戦後まもなくのロマンスカー1910形、1700形に採用された色です。つまりもとは「特急色」なのですが、1954年からは、当時の新形通勤車に採用されました。そのためこの2600形も、登場からしばらくは、この色でした。2004年3月6日、経堂駅にて。
湘南急行として、藤沢を目指す2600形復活旧塗色車。引退するまで、このように一般車輌に混じって活躍しました。2004年5月24日、世田谷代田駅にて。
復活旧塗色になる前の、同じ車輌です(2870号車)。現在も続く小田急線の標準塗装は、この色です。この車輌はこのあと9月に塗り替えが行われ、秋のイベントで披露されたのち、営業を再開しました。2003年7月7日、登戸駅で。
2600形は6輌編成でしたので(一時期をのぞく)、このように江ノ島線にも頻繁に入線しました。おそらくコメットさん☆たちも、こんな感じで「復活旧塗色」車輌を撮影したでしょう。この画像は運転最終日の2863号車(標準塗色車)。この翌日廃車になりました。2003年7月7日、東林間駅付近側道から。