韓国版セイントイリュージョンステッキ

 「怪盗セイント・テール」は、韓国でも「天使少女ネッティ」の名で放送されたので、現地版のアイテムがいくつも作られ、一般販売された。その中から、「韓国版セイントイリュージョンステッキ」に当たるものを紹介する。現地でなんと呼ばれていたのかはわからない。
 国内版との大きな違いは、リボンが付いている、おまけパーツがついている、頭部が大きめで、中にプリセットの一般的音楽が収録され、それが10曲にもおよぶ、石突きに電池を入れる構造は改良され、頭部に入れるようになったため、破損しにくくなった、というようなところである。


韓国版セイントイリュージョンステッキ外箱の画像

 外箱正面。幅は国内版と同様55センチほどもある大きな箱である。国内版が黒基調なのに比べて、明るいピンク色系。KBS2TV…と書かれているので、放送局の名前と思われる。

韓国版セイントイリュージョンステッキ外箱の画像

 外箱下面。上面も同じ柄が点対称に描かれている。

韓国版セイントイリュージョンステッキ外箱の画像

 上面から見たところ。中央部付近におまけの指輪とイヤリングが見える。

韓国版セイントイリュージョンステッキ外箱の画像

 裏側。読めないが右下には18000ウォンの文字が。案外安い?。SONOKONG社のマークが右下に見える。中央部に曲を鳴らすためのボタンに関する解説。

韓国版セイントイリュージョンステッキ外箱の画像

 内容物の紹介部分。指輪とイヤリングの写真(左下)。上は宝石部分が光るという表示と、曲を鳴らすボタンのイラスト。

韓国版セイントイリュージョンステッキ外箱の画像

 箱の側面は、このようなイラスト。両側とも同じである。奥行きは9センチほどの箱であるのがわかる。

韓国版セイントイリュージョンステッキの画像

 中身。このようなクッション材に埋められている。

韓国版セイントイリュージョンステッキの画像

 中身を取り出したところ。石突きは国内版より大きく、ピンク色になっている。リボンの感じなどがわかるかと思う。左下はイヤリングと指輪(上部中央)であるが、このようにブリスターにはめられて入っている。

韓国版セイントイリュージョンステッキの画像

 国内版(左)との、ヘッド部分の比較。国内版は、ステッキの下のほう、石突き部分の上に電池を入れるため、やや小さめになっている他、スピーカーの穴があいている(小さい穴多数)。また作動スイッチがある(小さいスライドスイッチ)。それに対して右側の韓国版は、ヘッドの基部が大きめで、電池をそこに収めるようになっている。意外にも宝石部分(先端部)と、その支え部分は、型まで同じなのではないかと思えるほど共通。なお、左の国内版は、ステッキの棒部分を取り外してある(ので全体がピンク色)。

韓国版セイントイリュージョンステッキの画像

 バッテリー収納部分のふたをあけたところ。単三電池2本が入るのだが、きつすぎて入れたり出したりはかなりな力が必要。
 全体には良くできているが、電池ケースのきつさが気になる。またリボンが意味不明で、もともとの原作に無いものであり、安全面でもややどうか(子どもの首に巻き付いたりしないか)と思える。


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