セイントフェイス(セイント・テール)

 南田香名(「みなみだかな」と読ませているが、「なんだかな」のもじりでは?)氏が、頭部原形を制作した、キャラクター人形。ボディ部は、レイアース時代に設計された、その後セガドールで標準となる28センチ高さのものを使用。実際に発売初期には、レイアースから流用が行われたため、背中にシールを貼って著作権表示をしているもの(Aタイプ)と、著作権表示が浮き出しになったセイント・テール専用のもの(Bタイプ)がある(詳しくは「セイントフェイスに関する考察」を参照)。
 セイント・テールの衣装を基本としているから、ポニーテールに黒タイツとなっている。
 またこの人形のシリーズは、カタログベースとしては、セイントテールと深森聖良の2種がある。衣装を別とすると2種の形態上の大きな違いは、頭の植毛である。セイントテールでは、植毛の段階でポニーテールとすることが考慮されているのに対し、深森聖良ではポニーテールを考慮していない。この形態の違いは、文章で説明するのが難しいが、特徴的な違いといえる。
 箱の中には、セイントテールの絵のカードが1枚と、セイントテールと聖良のカードが1枚の計2枚入っている。また製品についてのアンケートはがきが入っているが、このはがきの厚さが異なるものがあるようだ。
 セイントフェイス(セイント・テール)外観と、指定のきせかえ衣装、聖スクールコレクション(右)。



セイントフェイスに関する考察