103系電車のメイクアップと破損クーラー交換続き


クーラーを取り外したところの画像です

 とりあえずクーラーは外れました。当然ですが、取り外したあとの屋根部分は、このように真鍮の地肌が出てしまいます。

交換用パーツの画像です

 当初交換用には、この新しい、エンドウAU75形クーラーを使用する予定でした。後ろの車体には、雨樋部分などに多数塗装のハゲがあるのがわかります。

交換用パーツの画像です

 ところが実際にパーツを載せてみますと…。なんと新しいパーツは少し小さめです。これでスケールなのかもしれませんが…。クーラーの右下、左側面などに、屋根の真鍮色が出てしまっています。このままですと、屋根を少しタッチアップしないと、メイクアップになりません(笑)。

車内灯を整備しているところの画像です

 交換するクーラーをどうするかは、パーツ箱とも相談しなくてはなりませんので、それはまた考えるとして、とりあえず車内灯を、白色発光ダイオード(LED)に交換してみます。発光ダイオードは、真下に直線的な光を出しますので、なるべくそれを散らしたいところです。ここが電球をそのまま取り替えではすまないところなのですが…。今回は、自動車用の車内装飾用発光ダイオードを使ってみることにしました。これは光の散り方が、それなりに「広角度」というものです。
 適当なプラ板を切り、元の管球支えにはまるように切り出し、そこに2つのLEDを取り付けます(接着剤で止めてあるだけです)。配線は床板上に行い、前後どちらの方向に進むときでも、同じように点灯しないと困るので、ブリッジダイオードと、電圧低下用の抵抗を取り付けます。案外電流を食うので(と言っても、電球とは一桁少ないですが)、やや大きめな抵抗を使わざるを得ず、Ω数の関係で、3本並列になってしまいました。上の床板中央に見えるのがブリッジダイオード(本来は整流用)、緑色のものが抵抗です。もう少し細いケーブルがあるといいのですが…。車体内の白いというか、透明な○形のものがLEDです。


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