床板を外しました。シールが102になっているほうは、モーター無しですが、こちらのほうが車体の状態はいいので、101の下回りと102の車体を組み合わせることにしました。配線はこのようにコンタクト式になっており、車体と床板は容易に分離できます。
床板の上には、ベーク製の「スイッチ」があります。これを床下からネジで押し上げることにより、中間の運転室のヘッドライトなどを消灯できるのですが、長年そのようにしておくと、このようにベーク板がゆがんでしまいます。これでは、単車運転をするときに、ライトがつかないことになるので、復元しましたが、かなり大変でした。
連結器が密連では仕方ないので、とりあえずカプラーを整備します。これは元のものを取り外しているところ。
ケーディーの44番を取り付けることにしました。カプラー台が少し低く、低床車用のカプラーでないと付かないからです。短めのシャンクのものを選びましたが、もう少し長い方がいいようです。
ライトのテスト中。これで点灯するように調整します。コンタクトの角度を少しずつ変えて見ます。ディテールは、かなりさっぱりですね。最近のエンドウキハ40系とは、ちょっと比べにくい印象ですが、当時としてはかなりまとまった模型だったのです。