こういうときには「リグロイン」。はがれない値札シールとか、セロハンテープのべたべた、そしてこのスポンジ腐食にも有効な溶剤の一種です。薬局等で入手できますが、引火性が高めなので、静電気や火の気には十分注意。また、においが臭いので外へ。
リグロインを綿棒に浸し、そのままスポンジがくっついているところを少しずつこすります。そうするとスポンジくずだけがとれていきます。ただ、塗装の傷みはどうしようもありません。これは機関車などの塗装面でも同じです。本当にスポンジの劣化には困りますね。この画像でも、パンタ下枠にも塗装の傷みが見られます。
まあ、一応スポンジくずは取り除けました。
室内に帰ってきました。横から見てもパンタ台枠、下枠の一部の塗装は傷んでいます。
完全に直すには、細かいやすりで塗装を部分的にはがし、その部分を塗り直した方がいいのでしょうが、ここは簡単にペイントマーカーで上塗りするだけにとどめます。幸いにも極端に目立つところでは無いので…。
まあ、それほど目立たない感じにはなったかと。当然ですが、4つとも同じ作業をしました。