17.デハ3131動力車が完成しても、まだ工事は終わりません。反対側先頭車のデハ3121の台車は、まだ仮台車でしたので、正式な台車に直さなければなりません。台車は側枠はありますが、センターベアラーがない状態なので、手持ちのMPボルスターを使って作ります。高さがちょうどいいものがありましたので、それの中心ピン穴を、普通の中心ピンで使えるように拡大します。3ミリのドリルで穴を拡大するだけです。
18.一方、車体側のマクラバリも、厚みを厚くするとともに、中心ピンを受けるネジが切ってある必要があるため、元のマクラバリに、1ミリ真鍮板で出来た「ネジ穴スペーサー?」をハンダ付けします。
19.元通りに台車をつけます。これで単なるT台車になりました。センターピンには、ここのみ宮沢のセンターピンを使用しています。ケーブルはヘッドライトの配線で、これはこちら側の先頭車にのみつけたままとしました。動力車のデハ3131は、LED化を見込んで、今のところは取り外したままにしてあります。
20.6輌編成に組んで、走行テストをします。実にスムーズに走ります。またしてもパンタ位置を間違えてしまいました。
21.プロフォトペーパーに印刷したヘッドマークを取り付けます。まだ少し文字が大きかったでしょうかね…。なじみの深い「さがみ」にしました。この車は3121号で、展望席が残っています。また運転室窓セルも入れられています。