メーカー不明オロ11形床下・車体整備工事

 メーカー不明のオロ11形を入手しました。オロ11形は、10系客車の優等車として33輌が製作され、特急にも活躍した客車です。入手の理由は、別途アダチのC57を手に入れたので、それに2輌連結して往年の九州内急行を再現…などと考えたからです。すでに天賞堂の同形模型が、なぜか1輌ありますので、それと連結することをもくろみます。


オロ11形を分解した状態の画像です

 一応完成状態だったのですが、床下機器がでたらめ(スハ43系用に発電機をムリヤリ搭載)だったのと、台車にブレーキシューのないものだったため、それらは取り外しました。床下機器でたらめな割に、右奥にはトイレ流し管が付いています。



ブレーキシューのないTR50台車の画像です

 さすがに今時、ブレーキシューなしはきついですので、これは交換になりますね。画像はもとの台車です。ドロップ製っぽいので、しなのマイクロの完成車でしょうかね?。



必要な部品を集めたところの画像です

 必要な部品を集めます。ほとんどは部品箱のもので間に合いました。左上から日光モデルTR50台車、その右はケーディーカプラー(この画像では5番が写っていますが、その後42番に交換)、ボルスター関係(これはもとのもの)、下に来て床下機器取り付け板(1.2oプラ板)と、エコーモデルの床下器具セット軽量用、下はエンドウのグリーン車マーク(インレタ)と、エコーのオイルタンク、発電機です。



車軸発電機とディーゼル発電機を組み立てた画像です

 TR50台車には、専用の車軸発電機を取り付けます。エポキシ系接着剤で組み立てます。右はディーゼル発電機ですが、これの組み立ては難しく、ちょっと凝りすぎの感なきにしもあらずです。側面につける細い配管まで入っていますが、取り付けたところで強度に問題が出るのは、目に見えているのと、走ってしまうとわからないので、配管はつけませんでした。



車軸発電機に塗装している画像です

 取り付けた車軸発電機は、手塗りで黒く塗っておきます。車輪も塗りたいところですが、他の車輌とのバランス上、この車は塗りませんでした。下地にメタルプライマーを筆塗りしています。



床下機器を取り付けている画像です

 床下機器を取り付け板にまとめます。水タンクはそもそも小さいようです。パーツの位置決めは、取り付け用の出っ張りをはんこのようにして、スタンプ台を利用し、押しつけて決めます。取り付け板中央の欠き取りは、床板取り付けねじをよけるためです。


戻る 次のページへ