車体がきれいになったところで、キズの部分をタッチアップします。当初は実物用の「ぶどう2号」を使おうかと思ったのですが、乾燥に時間がかかるとか、後々までべたつく危険があるなどの理由で、結局GMカラーにしてしまいました。小さい部分は、このように爪楊枝がかなり有効です。
タッチアップが終わりました。茶色のところはよく見ないとわかりませんが、屋根の銀色は少々目立ちます。
いよいよHゴムの部分に色入れをします。この部分、実物の写真で銀色に見えるものがあり、カラー写真は少ないことから、グレーにすべきかどうかでかなり悩みましたが、同時期の20系もここは普通のHゴムですので、結局グレーを烏口で入れることにしました。塗料にはよく使っている「アニメカラー」を使います。これは水で薄められ、乾くと耐水性、かつ少々のことでははがれず、はみ出しはヘラや爪楊枝で削れ、乾かないうちならば水でふき取れるとかなりいいものです。
Hゴムへの色入れが終わった車体。右側は使用したアニメカラーの瓶です。