旧形電動・手打ち両用セル板交換式パチンコ台のセル板交換

 先般入手した、電動・手打ち両用パチンコ台ですが、この台は「セル板」と言われる盤面部分をそっくり交換することで、他の台にしてしまうということが可能な台です。いくつか交換用のセル板も入手しましたので、交換の仕方、交換前後の様子をご覧いただこうと思います。
 元の状態は「フーガ」と呼ばれるセル板のようです。これを比較的きれいなセル板に交換します。

交換するセル板を掃除している画像

 これから取り付けるセル板も、比較的きれいとはいえ、それなりには汚れていますので、きれいに掃除します。

交換するセル板を掃除している画像

 役物も掃除します。

交換用セル板の掃除が完了したところの画像

 セル板の清掃が完了しました。この盤面は「ドリームランド」です。横浜ドリームランドや奈良ドリームランドを、おそらくは意識したと思われる意匠です。

セル板裏面の画像です

 裏側。案外シンプル。クリーム色のプラスチックの部品は、チューリップを動かす機構です。このセル板は、不思議なチューリップアクションをするので、その機械的仕組みもやや複雑になっています。詳しいアクションは、後ほど紹介します。

台から玉を抜いた画像です

 前側の上皿を開ける必要があるので、前側の玉は全て抜きます(裏側払い出し機構に入っている玉はそのままで大丈夫です)。

枠から台を開けるところの画像です

 ホールで壁に付いているところは、画像の右側上下に走っている「枠」部分です。カギを使い、ハンドルのあたりを持つと、枠から台だけ左側のちょうつがいで開けることが出来ます。台のカギは喪失していますので、まず三角形のマーク部分の金具を下にずらして、枠から台を手前側に向けて開きます。この時後ろに何か重たいものを載せておかないと、台板ごと前に転倒しかねないので注意を要します。


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