これから取り付けるセル板も、比較的きれいとはいえ、それなりには汚れていますので、きれいに掃除します。
役物も掃除します。
セル板の清掃が完了しました。この盤面は「ドリームランド」です。横浜ドリームランドや奈良ドリームランドを、おそらくは意識したと思われる意匠です。
裏側。案外シンプル。クリーム色のプラスチックの部品は、チューリップを動かす機構です。このセル板は、不思議なチューリップアクションをするので、その機械的仕組みもやや複雑になっています。詳しいアクションは、後ほど紹介します。
前側の上皿を開ける必要があるので、前側の玉は全て抜きます(裏側払い出し機構に入っている玉はそのままで大丈夫です)。
ホールで壁に付いているところは、画像の右側上下に走っている「枠」部分です。カギを使い、ハンドルのあたりを持つと、枠から台だけ左側のちょうつがいで開けることが出来ます。台のカギは喪失していますので、まず三角形のマーク部分の金具を下にずらして、枠から台を手前側に向けて開きます。この時後ろに何か重たいものを載せておかないと、台板ごと前に転倒しかねないので注意を要します。