旧形手打ちパチンコ台整備続き


ベルに古タオルを詰めている画像

 賞球が出るとき、「チリリリリン」と景気がいい音がするのですが、一般家庭ではややうるさいと思うので、古タオルを詰めて音を和らげます。ベルはダイキャスト製?のような材質で、ナット止めされています。

パーツ欠品がある場所の画像です

 実際に玉を入れて、試験してみますと、どうも払い出しがうまく行きません。裏のタンクを確認すると、ここにパーツ欠品が見つかりました。もともと古物の台なので、このようなことは、ある程度予想されましたが…。赤く囲んだ形に、本来は変形台形の部品が付きます。玉がトイの中で、重なってしまわないように、流れを整理するパーツです。

段ボールを切った仮パーツの画像

 この時点では、細かい寸法がわからなかったので、とりあえず小学生時代の記憶を頼りに、酒の箱を切って、仮のパーツを作りました。テープで仮止めし、様子を見ます。

さらにパーツ欠品の場所の画像です

 よく見ますと、この部分も、赤く囲ったように、玉をトイの中でならすパーツが欠品しています。ただ、この部分は小学生時代持っていた台でも、確か欠品していました。当時破損などで、流用されてしまっていたのでしょうか。

玉を打つ部分の画像です

 表側も、ハンドルをはじくと、玉が正しく飛ばず、レールの上でジャンプしてしまい、なかなか盤面にまで打ち上がりません。ピンク色の印で示した、玉を打つ「キネ」が、出っ張りすぎているように思えます。これは裏側下の、キネを押さえるストッパーゴムが、劣化のためにへこんでしまい、キネを止め切れてないようでした。

玉を打つ部分の画像です

 裏側ストッパーゴムに、クッションテープを貼り付け、キネを少し手前で止めるように直します(ピンク色▼印部分)。

玉を打つ部分の画像です

 キネの先が、少し引っ込みました(緑色の印部分。ピンク色▼は、ストッパーゴムに貼ったクッションテープ)。ただ、これでもまだ不調です。


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