これは知人宅(その後転居)。隣(手前)が空き家なので、そちら側にも私物を置いて、入居者があるように見せかけて、防犯に役立てたそうです。これは管理事務所の了解を取っていたとか。玄関ドアを、面格子の窓とツライチに設計すれば、その分玄関を広くでき、自転車が収納できたかもしれないのに、そういうことは最初から考えないのがUR。奥まった玄関ドアは、防犯上もあまり良くないですね。それでいて、窓の下にエアコン室外機が一応置けるようになってはいますが、奥行き寸法がギリギリで、室内に配管がモロ出しになってしまうなどというちぐはぐな設計。雨樋が廊下に出ているのも、車椅子などを通すときにじゃまです。