当初家賃額と値下げ

 公団は当家の部屋の家賃を、本来的に200300円と設定し、戻り入居に伴う軽減措置後の家賃額を、10年間は142300円と設定(11年目から200300円)しました。その後値下げがありましたが、共益費は空き家が多くなり、赤字となったので、逆に値上げされています。それらを書類の上で追って見ます。

入居時家賃額が記載された書類画像

 入居時の家賃額は、このように142300円(中央左に記載)。共益費は4780円です(隣に記載)。
 家賃の値下げは3度に渡り行われました。「近傍家賃と比較して適正化する」というのですが、それまでの家賃が適正でなかったことを認めているわけです。

家賃値下げ通知の画像です

 このような書類が、合計3回来たことになります。バブル崩壊後の不動産価格下落の中で、「近傍家賃」なるもの(近くの民間賃貸マンションなどの家賃)の変化を無視できなくなった、システム的にも近くの同じような条件の民間賃貸を参考に決めることになっている、ということなのでしょう。

家賃値下げ通知の画像です

 上の画像の裏側です。ぺら1枚の書類ですが、重要な変更が書かれていると言えましょう。この書類は、142000円を133400円に値下げする、という時のものですが、142000円だったときは通帳を見た限り見あたらず、誤記か、または暫定的なものだったのか、今となっては謎です。しかし、金額の欄はともかく、家賃の値下げ改定があったことは確実で、その例としてご覧下さい。
 共益費は2004年(H16年)4月から、赤字解消のために値上げされました。金額は4780円から5470円ですが、その書類は残念ながら散逸して残ってません。しかし通帳の引き落とし額から確実です。


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