白ちゃんは、しばらくの間、ピーピー鳴きながら、餌場をうろうろするのみで、ちゃんと餌をとることは出来ない様子でしたが、ゆっくりとではあるものの、餌のとり方にも慣れ、少しずつ積極的にもなっていきました。
白ちゃんは、おそらく「アルビノ」の個体なのだろうと思います。部分的に色素が残っているので、模様が少しありますが、片側側面は、ほとんど真っ白です。こういう個体は、一定の割合で産まれ、先日もツバメで真っ白なものが産まれたと新聞に書かれていましたが、天敵に見つかりやすいなど、問題も抱えています。しかし、ほとんど毎日餌をとりに来るので、特に撮影を試みてみました。ある程度画像もまとまりましたので、ご覧にいれたいと思います。
初めて撮影できた白ちゃんの画像。2009年4月29日夕方。この数日前から、姿を現しました。右奥は水入れ容器。水入れの後ろに見える鳥の姿は、水槽転用餌入れに入っているスズメさんです。
ようやく背中が撮影できました。首がまだひょろひょろです。クチバシが大きく見えます。左の先住鳩に比べると、体の大きさの違いがはっきり。4月30日。
胸のところは、案外グレーです。鳩の模様を司る遺伝子のうち、いくつかが突然変異し、部分アルビノ個体になったと考えられます。4月30日。
墨染色の体。この日はあまり天気が良くないので、よけいに墨染色に見えます。奥は塩土。手前は「白足輪くん」。5月8日。
白ちゃん右側面。こちら側は、いくらか模様があって、黒と茶色がかったグレー、白の3色系統の色です。まだ頭が小さく、鼻こぶもピンク色。クチバシの中央に黒っぽい線があります。5月8日。
白ちゃん左側面。こちら側は真っ白に近く、背中の上の方にだけ模様があります。しっぽはそれでいて黒っぽいのがわかります。左右でかなり様子が異なるところが面白いですね。5月8日。