青梅・五日市線の103系
残念ながら、103系はすでに全車引退しましたが、かつては103系の走行線区でした。京浜東北線からの転属車が多く、また試作車のクハ103−901〜904が配置されていて、最期を迎えた線区でもあります。編成もいろいろで、両端クハの編成、クモハ入りの4輌編成、3輌編成もあって、さらにはサハ103−3000番台が一時配置されるなど、結構バラエティに富んでいたと言えます。
最近の画像は撮り逃しているので、非冷房、国鉄時代の103系をお目にかけます。西立川駅にて。クモハ先頭の4輌で、前面窓下ルーバーを板でふさいであります。ドアがHゴムなしのタイプに交換されているのが、目を引きます。
青梅・五日市線では、無線のテストが行われた時期がありました。運転室よりのグロベン1個を取り外し、そこに6角形のアンテナを取り付けて、列車無線の試験をしばらくしていました。その後1986年11月から本格使用が始まった無線の元になったテストでした。写真はあまり写りが良くないのですが、クハ103−40に取り付けられたアンテナ。立川駅にて。1982年頃?。