鶴見線の103系

 鶴見線は比較的新しく103系が配置された線区です。全て低運転台の車輌で占められているのが特徴でしょう。南武線から回ってきたクモハ103がたくさんいましたが、山手線から転用の、205系の先頭車化改造車で置き換えが行われ、全車廃車となりました。

クモハ12と並ぶ鶴見線103系の画像です

 あまりにも有名なクモハ12052と並ぶ103系。こんな並びも実現していたのですが、両車とも過去帳入りしています。武蔵白石にて。1995年5月18日。

 205系への置き換えが、カウントダウンになってきたようなので、様子を見に行ってきました。

鶴見駅で待機する103系の画像です

 鶴見線は、鶴見臨港鉄道という私鉄の買収路線なので、ホームが独立しています。京浜東北線ホームのとなり2階から発車です。クハ103−593+モハ102−287+クモハ103−130の3輌編成です。扇町行きです。行先表示が、誤乗防止のために色分けされています。上り電車は全て鶴見行きなので、色分けせずに白地幕です。2004年8月20日撮影。

海芝浦行きの103系画像です

 鶴見線は、浅野駅で海芝浦方面と、扇町・大川方面が分岐します。それぞれホームが独立しているのは珍しいですが、ちょっと迷いそうです。またこの日は夏の強い日ざしで、光線状態がよくなく、前面がよくわからない画像になってしまいました。クモハ103−71他。海芝浦行き。2004年8月20日、浅野駅で。

クモハ103−130号の運転台画像です

 これは「資料」のページに入れるべきか迷ったのですが、模型で再現する人はいないかもと思って、ここに掲載します。クモハ103−130号の運転台です。ATC装置を考慮していないので、メーターパネルは標準的です。ATSはP形になっています。運転士足下の薄緑色の箱は温風ヒーターです。さすがに後付けの機器がごちゃごちゃしていて、古さを感じさせます。鶴見駅停車中。2004年8月20日撮影。


戻る