量産車のJR大阪環状線での活躍

 201系は、比較的駅間の長い線区に向く車輌と考えられがちですが、チョッパ制御の性能的な特徴からすれば、回生ブレーキ常用も相まって、短距離頻発線区向けにも、当然適した車輌です。東海道・山陽線緩行に入った201系ですが、JR西日本の新車投入計画により、他線区に転用されることになり、大阪環状線にも転属することになりました。ここでは、大阪環状線に入った201系について、提供画像を用いてご紹介します。このページは、以前103系のページで紹介していた部分を含みますが、201系のページ新設に伴い、こちらに移動させ、一部改訂・補足いたしました。

大阪環状線201系の画像です

 西日本初登場のオレンジ色201系。これも延命工事車なので、側面は103系の延命工事車と似ています。クハ200−136他8連。いずれも画像提供:ED 23-901氏(以下同じ)。

大阪環状線201系の画像です

 編成の7→8連化だけで、ブルーのまま活躍する201系。検査までこのまま走行しました。クハ200−62他8連。独特の黒い幕が目を引きますね。

大阪環状線201系の画像です

 同編成の反対側です。クハ201−62他。ヘッドライトなどが改造されているので、やはり関東の201系とは雰囲気が異なります。

大阪環状線201系の画像です

 2編成目の201系は、なんと4+4の8連で出現しました。クハ201−モハ201−モハ200−クハ200×2、ということです。7連2本から4連2本を作ると、当然サハ−モハ−モハが2組余りますが、阪和線や奈良線に転用され、複雑な編成組み替えが行われたようです。クハ201−64他8連。この編成はC4編成と呼ばれているそうです。


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