車体各部続き


台車の画像です

 台車DT34形です。301系にしか採用されなかった、これまた貴重な台車です。中央は空気バネ。ベローズ形というもので、車体直結式になっています。どことなく私鉄電車の感じがしますね。模型で作るのは大変そう…。

側面床下の画像です

 ブレーキユニットが見える、車号下の様子です。前のページとは反対側側面になります。ブレーキユニットの左側には、わかりにくいのですが、「アフタークーラー」というものがあります。空気は圧縮すると摩擦で熱を持ちます。それを冷却するための機械です。

連結面の画像です

 クモハ300−4号、連結面の様子です。ホロは撤去されていてありません。右側の配管は、クーラー関係のものと思われます。製造時にはありませんでした。左側に見える黄色い手すりのようなものは、営団→東京メトロ線内で使用する、誘導無線のアンテナです。小田急の9000系千代田線乗り入れ車にも、同じものが付いていました。右側窓、固定窓に改造されているのがわかります。

銘板の画像です

 取り付けられた銘板。一番上はJR東日本の所属銘板です。当然国鉄時代は、「日本国有鉄道」のアルミ銘板が付いていました。このJR東日本の銘板は、301系がアルミ車であるにもかかわらず、なぜか鋼鉄製です(ステンレス車の205系や、211系、アルミ車の203系はいずれもアルミ製です。塗装されているためでしょうか?)。2枚目の川崎車輌のものは、アルミ製のはずです(外して確認してはいないので、一応「はず」という表現に)。一番下の大井工場のものは、更新時に取り付けたもので、これも鋼鉄製です。右側車体の角が、手前に出っ張っているのは、雨樋を一体にするように設計されているためです。なかなかかっこいいですね。


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