さっそく届いたので、包みを開けてみたのですが、もしかして…と思っていたとおり、車体そのものを切ったものなので、車体の裏側にアスベストを少量含むアンダーシール材がべっとり…。
いろいろ考えたのですが、やはりアスベストが、少量とは言え含まれるものを、漫然と家に置いておく気にはなれなかったので、解体して銘板のみを保存することにしました。本当は泣く泣くな気持ちだったんですけどね…。ここではその作業をご覧に入れます。この種の工業的産業遺産を残すときに、もしかすると問題になるかもしれない事実、というのをご覧下さい。
届いたときの状態。一部のネジはもう外しています。ネジ頭は、盗難に備えてか、わざとつぶしてありました。そのため一部のネジが、簡単には外れません。
日本車輌蕨の銘板。これが製造時の銘板です。昭和44年製なのですね。ネジの頭はつぶれていますが、しっかり力を垂直に掛ければ、なんとか外れるものが多いです。
ネジを外しても、塗装でがっちり固まっているので、簡単に外れません。カッターで塗装膜を切ります。
かなりがっちり、裏側をパテで止めてあるので、はがすだけでも力が要ります。バリバリという感じ。パテにも関わらず、中に水が入っていて、サビを含んだ汚水が出てきました。
取り外したJR東日本の銘板裏からは、なんと「TC301−7」(クハ301−7号)の文字と、「竹ヨ」という謎の文字が!!。するとこれは、クハ301−7号の車体ではないのか!?。