鎌倉総合車輌センター公開2004年9月18日
近々廃止になることになっている、旧大船工場改め「鎌倉総合車輌センター」ですが、今年もいつも通り公開が行われました。筆者はこの時期、結構旅行に行っているときがあり、なかなか日程的に見られないのですが、今年はなんとか見に行かれました。
鎌倉総合車輌センターは、JR大船駅が最寄り駅ではなく(なんと!)、大船から湘南江の島を結ぶ「湘南モノレール」の、湘南深沢駅が最寄り駅です。そのため筆者も大船からモノレールを利用しました。
会場正門を撮影したはずなのですが、なぜか写っていません(笑)。どうしてだろう?。まあ気を取り直して、中に入ります。駅からは歩いて数分です。
会場に入ると、他の工場同様、職員さんが構内図をくれます。大宮工場(現大宮総合車輌センター)のようにグッズはくれませんが(笑)。
入口を入って、まっすぐ進むと、車輌の展示コーナーです。もっと手前にいろいろなコーナーがありますが、それほど大きく鉄道と関係ないので、そこは省略しました。
写真は南武支線用に、ごく最近まで活躍していたJR最後の101系、クモハ100−172号です。人が結構多く、撮影は難しく、アングルはあまり良好ではありません。
以前からの名物車輌、構内入れ換え車クモハ102−1201+クモハ103−11です。もっとも車籍は無く、機械扱いですが、そこそこ元気そうでした。一番前のところの車体すそには、「最大けん引車両数8両」というような表示がしてありますので、おそらく2M8Tで、構内走行できるのでしょう。
東西線乗り入れに活躍したクモハ102−1201号を改造しています。前面の貫通路に設けられたのぞき窓(まるで私鉄の行先幕みたい)と、4灯に増設されたヘッドライトがものものしいです。現役当時の姿は、103系のページをご覧下さい。一方、うしろのクモハ103−11は、晩年南武線で活躍した車で、103系で2輌編成を組むのは、この2輌と、東芝府中工場の入れ換え車?だけです。クーラーの形状が互いに異なります。
JR東日本の103系で、現存最若番車となっていたクハ103−125号です。残念ながら鶴見線への205系投入により、廃車となるようで、ここに運ばれてきていました。最後の晴れ姿なのでしょうか…。既に後ろにはクモハ103は連結されておらず、モハ102だけか写っています。遠くに見えるのは、EH200形機関車です。
なんと伊豆急行のリゾート21「伊豆フラワートレイン」R−4編成が来ていました。友情出演でしょうかね(笑)。この編成はリゾート踊り子などに活躍しています。
それにしても、この並べ方は、かなり撮影がしにくく、またロープで規制するのはいいとしても、それそのものが写りこんでしまうため、もう少し考えて欲しいところですね。