小田急電鉄ファミリー鉄道展2006続き


環境に関するブースの画像です

 小田急の「環境に関する取り組み」を紹介するテントブース。回生ブレーキの仕組みを説明するパネルは、実際に操作できるため、子どもたちに人気だったようです。ここでは、防音リングつき車輪の実物展示や、竹割り箸の廃品を用いた竹炭のプレゼントなどもありました。回生ブレーキのパネル、左側の3000系が、さりげなく3263編成になっているあたり、少々マニアックさを感じます。


MSE車の紹介展示の画像です

 初の地下鉄乗り入れロマンスカーとして、登場が予定されている60000系MSE車の、パネル展示がありました。窓柱が案外不規則なのと、地下鉄の構造規則で、収納式に出来なかった連結器、何となくEXE30000系に似たデザインが気になりますね。


架線の構造見本の画像です

 架線の構造をわかりやすく説明する、構造見本が展示されていました。実物を使用した、苦心の作だと思いますが、一般の人には、それでもまだ難しいでしょうね…。


マルチプルタイタンパーの実演の様子です

 マルチプルタイタンパー(自動砂利突き固め機械)の、実演の様子です。そろりそろりと動いてきて、これから線路の砂利を、実際に突き固めるところです。基本的に深夜活躍する機械ですが、オーストリア製で、小田急にも1台しかないとか。この新形は、飛躍的に作業効率がよくなっているらしいです。


マルチプルタイタンパーの実演の様子です

 この画像の中央部、鉄板焼きのコテみたいなところ(4本見える)が、下に降りて、砂利をガガガガと突き固めます。この前後の部分は、微妙な位置調整をするためか、全体がぶらぶらと宙に浮かんでいるかのように、車体に沿って前後に動いていました。この種の実演は、なかなか見られないだけに、沿線住民に作業の大切さをわかったもらうためにも、なかなか重要な展示のような気がします。


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