イベントは、車庫内の一部の線路を仕切って行われているので、やや離れた線路には、入れ換えの列車が時々やってきます。これはたまたま入庫してきた1000系、1081編成。1000系唯一の8輌編成で、車内ドア上に、案内表示器を備えています。
新宿方に展示されているクハ2670号とデハ9001号は、「車内見学列」に並ばないと見られないということでしたので、再度、その列に並び直しました。もう少しわかりやすく案内して欲しいと思いましたが…。行列と順路が交差していたし…。待ち時間は15分ほどでした。デハ3224号車内。
3100形ロマンスカーには、引退直前に貼られた「ラストラン」のマークが、いまだに貼られています。ずっとこのままなんでしょうかね?。ここは売店部分にあたり、かつては窓半枚分ドアが左に寄っていました。更新時に売店をやや広く改造しています。外装が不人気な30000系も、この色に塗ると人気が出る?。
今年の5月に引退した9000系。その唯一の保存車デハ9001号の、お尻側です(笑)。1輌しか保存されなかったため、このような姿に…。塗装はし直されたようで、きれいになっていました。また後部の連結器が、密連に交換されています。これは回送・保存時の都合でしょう。左に見えるのは、同じように先頭車のみ保存されたクハ2670号のお尻(笑)。デハ9001号には、営団地下鉄(現・東京メトロ)乗り入れ時代に使用していた、IR無線アンテナが残っています(左側の雨樋の、さらに左にある手すり状のもの)。
接近してみた2600系クハ2670号の後部。連結器交換は、デハ9001号と同じです。保存までに1年以上留置されていたので、正式な保存に際して車体は塗装直しが行われました。しかし、検査表だけは、アイボリーのままです。小田急の車輌は、雨樋の形態が独特で、模型化の時に困る部分です(笑)。