車止め側を撮影する列は、意外と短かったので、撮影はこれに並ぶことにしました。下り方の先頭が撮れます。
テントの前あたりからは、4連と6連の連結部分などが撮影できました。これは運転台をもがれた9301号車(奥)。手前は9407号です。この9001編成と9407編成しか、もう残っていないのです。
こちらは9407号。運転台はもとのままです。行先表示器は「綾瀬」を表示しているのがわかります。晩年の9000系は、あまり同形式同士の連結が行われず、地下鉄乗り入れ時代とはうって変わって、10連のそろった編成はなかなか見られませんでした。
部品即売は、私たちが列の最後でしたので、フリー状態で買えました。10000系ロマンスカーの車号(手前側)と、8000系の更新で取り外した台車の銘板(5000円!)、昨年秋の突発即売で100円でも売れ残っていた「大野工」の検査表差し、運転台パネル(中央やや奥)、ヘッドライト・テールライトのガラス部分(15000円!)などです。一番奥の貫通扉は大人気(苦笑)。私は運転台パネル(薄緑のほう)を買いました。これは運転台撤去車のものですので、必然的に9002号、9303号、9004号、9305号、9006号のいずれかのものということになりますが、穴の位置からして、おそらく9004号と9006号のいずれかでしょう。2枚しかありませんでしたし。
手前からサハ9657号、デハ9607号、デハ9707号。こんな写真ももう撮れませんね…。サハ9650番台には、地下鉄乗り入れ時代からしばらくは、予備のバッテリーが搭載されていました。
9000系運転室部分のサイドビュー。当時は運転室直後に戸袋窓がないのが、新鮮な感覚でした。