大宮工場2004年続きです。
JR貨物の屋内展示では、EF65形にいっぱい人が乗っていました。通常パンタグラフが上がっているとき(画像の状態はそういう状態ですが…)は、機器室(人が見えるところ)には、高い電圧がかかっており、人は入れません。ところがこういうイベントですと、画像のような状態になるわけで…。みっしり人が機器室に詰まっているのが面白く、カメラを向けてみました。この車輌は廃車なのか、反対側は、クリーム色の部分が黄色に塗装されていました。
秩父鉄道籍のC58 363号蒸気機関車が入場していました。ちゃんとしているように見えますが、車輪は抜かれて分解されています。SLを検査・修理できる工場は限られているので、このように他社の蒸気機関車も引き受けます。もっとも元はみんな国鉄の蒸気機関車だったわけですが…。
上の画像のC58の動輪ではないかと思いますが、それにしては数が多すぎます(笑)。黒くて光っているのが本来のものだと思いますが、赤錆び色のものは、もしかするとどこかの保存蒸気機関車からの部品取り品かもしれません。
電車の検修棟に移動すると、107系電車がいました。新前橋電車区にあって、日光線などで活躍する電車です。下回りなどに165系急行形電車の部品を流用していることで知られています。車体は完全な新製です。この車は細部が改良された100番台車でクモハ107−117号です。カラーリングが明るい感じでいいですね。