リニューアル工事は、1999年から2002年に渡りましたが、その時に話題性の強かった斜め帯の塗装パターンは、比較的おとなしめの、四角い湘南色に変更されています。このページでは、工場内画像の提供を受けられましたので、車体の構造を中心に見てみます。画像提供:EH500氏。大宮工場内にて、2005年11月23日撮影(このページ全て同じ)。クハ185−8号。
正面。正面にもオレンジがわずかに回る塗装に変更されています。またすその緑色の帯は抹消されました。その他の部分は、特に大きな変化はありません。
ヘッドマーク近影。よく見ると、このマークには、「L特急」の「L」マークがありません。これは?…。元のデザインは、通常のものと全く同じです。
国鉄特急車に、伝統的に取り付けられている「特急シンボルマーク」。多少下のところが曲がっているようですが(笑)。185系のマークは、サイズが小さいもので、同時期に登場したキハ183系と同じ大きさです。したがってキハ82やキハ181とも共通サイズだと思いますが、測定したわけではないので念のため。意外と塗装が剥げていたりするものですね。
真横に近いところから見たクハ185−8号。車号の位置は、斜め帯時代のままになっています。JRのマークも小さいものになっています。