クハ2870号
クハ2870号は、小田原方の制御車です。10輌編成時に先頭に出るのは、この車輌ということになります。
一応扇風機カバー位置も、わかるように撮影しました(精密な位置については、このページ一番下のリンクをご覧下さい)。なお手前の柵で見えにくい部分の床下機器は、下の画像を参照して下さい。
こちら側にはMGがあります。おおむねクハ2670号と同じような搭載機器ですが、配置が山側・海側で逆転した形になっています。
このクハ2870号は、正面左下の足かけ位置が、なぜか上り向きクハ(クハ2650番台)と同じ位置に付いている異端車です。上り向きのクハでは、大形のジャンパー連結器が以前付いていた関係で、台枠よりやや高い位置に足かけがあります。下り向きのクハは、このジャンパーを受ける側の車輌になりますので、台枠上面付近の高さに足かけがあるのですが、このクハ2870号車だけは、上り向きクハと同じ位置に付けられていました。