ハンドルを弁にはめて回しますと、パテ盛り部分が黒く汚れます。その部分は盛り過ぎということですので、少しずつ削っていきます。それとともにパイプとハンドル本体との隙間を、エポキシ樹脂系接着剤で補強しました。
下側から見た様子。
目立つところは特にヤスリ掛けをして、なるべく平滑にしますが、あまりつるっつるにすると、本来のハンドル生地部分との違いが目立つので、わざとある程度で止めておきます。
当然白いパテ部分は目立つので、金色の塗料を塗ります。比較的色味が近かったのと、細かい部分を簡単に済ませるため、ペイントマーカーを使用しました。
継ぎ目がまあまあ目立たなくなった側面部。
これにて完成です。なんとか復元に成功しました。これで普通のブレーキ弁(電車・気動車用)にはめて、動かすことが出来るようになりました。耐久性は未知数ですが、模型用に整備したものであれば、さしたる問題は無いと思います。
なお、本品は友人に譲ってしまいましたので、現存しておりません。製作年2002年。