幕は巻き取り方向などをよく検討し、間違えないように注意しながら、塗装用のテープで、水平に気をつけて取り付けます。3ヶ所くらい、ちょいどめで十分です。
鉄道模型用のパワーパック(15ボルトくらい出ます)をつないで、ゆっくり回しながら、ロールに巻き取っていきます。この時よれが生じないように注意が必要です。終端まで巻き取ったら、少し反対に動かして、ギアを解除し(反対に向けるだけでギアはかみ合ったり外れたりします)、下端も同じようにテープで止めます。
巻き取りがうまくいったので、多摩急行を表示させてみました。9000系は、地下鉄乗り入れ装備を撤去してしまっているので、原則的に多摩急行には入りませんが、ダイヤ混乱時などの代走の可能性はあります。なおこの幕は、現行品ではなく、湘南急行の廃止に伴い、取り替えられて発生したものです。そのため多摩急行も、背景がピンクではありません。
各停を表示させてみました。バスの表示器は、一般に軽量で、取り扱いがしやすく、幅や縦寸もいろいろなものがありますから、低電圧なこともあり、ちょっとした遊びには最適です。蛍光灯で電照したい場合には、後ろに取り付けて、その上にかぶせるようにすることいいようです。本来24ボルト駆動ですが、12ボルト程度からゆっくりと動きます。電車並のスピードにするには、15ボルトくらいが妥当だと思えます。