相模鉄道8000系のサハ8625号のもの。更新により取り外された物ですが、車体に合わせてアルミ製です。6ヶ所の皿ボルトで取り付けられていたようです。割と白っぽく、厚みはあるものの軽量です。
相模鉄道の7000系、モハ7115号のものです。廃車により発生。これもアルミカーなのでアルミ製。本品は前所有者の方が、「カーワックス」をかけたとかで、ピカピカではありますが、そのような「装飾的」なことをすることがいいのか悪いのか、議論が分かれるところかと思います。留置期間が長かったためか、多少塗料がハガレ気味です。
相鉄の書体は、ごく普通の「国鉄客貨車文字」を、少し縦長にしたような感じです。
本品も、当然相模鉄道の7000系のものですが、モハ7300形は、「新7000系のVVVF車」にのみ存在する形式とのことで、珍しいものなのかもしれません。一度リペイントしたような様子で、表面の塗料に何か貼り付いていたような跡があります。赤みが少し濃いようにも見えますが、上のモハ7115号のものとは明らかに異なる赤色です。
京王井の頭線、クハ3722号のものです。本品は事故により廃車となった「初代3722号」のもので、伊予鉄道に譲渡された二代目3722号ではありません。大阪にあった部品店の入札で入手しましたが(某列車名のお店ではありません)、入札時の説明に「営団?」とか書かれていたのが思い出されます。事故で復旧不能なまでに破損し、解体された悲運の車輌でしたが、おそらく解体業者さんで、値打ちがわかる人が部品店に売却したのではないかと思います。それにしても10ヶ所で止められていたことがわかりますが、かなり厳重ですね。ステンレス製。
東急8000系の車体番号板です。デハ8210号のもの。廃車に伴い発生した物です。文字はステンレス板にエッチングでへこませ、そこに紺色の塗料を差してありますが、重ね塗りがあるようで、2の部分などはみ出しが少しあります。
小田急3000系の車体番号板。デハ3428号だった車輌のものですが、本車は10連化時に改番されていますので、改番前に取り付けていたもの、ということになります。廃車発生品ではありません。梨地のステンレス製というところが珍しいでしょうか。一見アルミ製に見えます。
東葉高速鉄道1000系のものです。ステンレス製。東葉高速鉄道1000系は、東京メトロ5000系の譲受改造車なので、各部の基本仕様は同じです。この車体番号も、字体が異なる以外、取り付け方など同じになっています。側面用でサイズは小さめ。廃車発生品です。
東京メトロ5000系のもの。独特の「営団字体」が目を引きます。東葉高速鉄道1000系と同じタネ車のわけですが、なぜかサイズは少し大きめ。材質はステンレス製で、文字は浮き出しで、背景に色が付くというタイプです。これも廃車。
東京メトロ7000系のものです。5000系などより特に縦のサイズが大きくなっています。字体は同じ様式です。本品は廃車された車輌のものです。車体に合わせたアルミ製で、エッチングでへこませた部分に塗料を差したタイプです。このあたりは5000系と異なります。
全体として、止めビスの数が多種多様で、案外サイズもまちまち。各社各様の感じが見て取れます。画像はなるべくサイズの違いがわかるように調整してみましたが、統一的な縮尺ではありません。全てすぎたま所蔵品。