小田急ロマンスカーLSE7000系展望室ダウンライトを点灯化する



 小田急のロマンスカーLSE車7000系、引退が近づいていますが、1980年に登場した時は、まさにスター的存在でした。
 さて、そのロマンスカーも1編成ずつ廃車されていますので、少しずつ部品が売られている状況です。そんな中、展望室のダウンライトを入手しました。しかも2個。
 とりあえず分解しましたが、車輌用電球を使用しており、補充が面倒と思われたのと、配線が撤去されており、新たに配線する必要があります。また実際にダウンライトとして、住宅に付けるつもりは無いので、単体でとりあえず点灯するようにしてみました。

ロマンスカー車内灯の画像です

 ダウンライトなので、カバーは下方向(取り付けられている場合での方向として)に引っ張ると開きます。完全に取り外すためには、内部で引っかけてあるキックバネを外します。画像は元のソケットはそのまま(青い圧着端子が付いているもの)、自動車用のウエッジ球用ソケットを位置決めしているところ。

ロマンスカー車内灯の画像です

 元から直流12Vだったようです(下の銘シール)。ハロゲン電球の「J12」というのが規格なんでしょうか。しかしまあ、今時ハロゲン電球にリプレースというのも、どうかと思うので、超高輝度LED球を使うことにします。外に出した配線には、普通の12V用ACアダプターなどをつなげるようにしてあります。

ウエッジ球の画像です

 ウエッジ球です。基本的に差し込むだけで点灯します。左側はアンバー色というオレンジ色っぽいものです。右側は白色。電球色が入手できなかったのが残念ですね。無いこともないと思いますが…。

ソケットを取り付けるところの画像

 ソケットは、ホットボンドで簡単に止めます。ソケットの赤黒線が出ているところに、左側の本来のソケットがはまるように出来ています。端子台、ソケット台ともに厚手のベークライト板に取り付けられています。

点灯化したところの画像です

 点灯させてみました。とりあえず白色のものを使用。非常に明るいです。カメラで撮影するにも、露出を落とさないと、様子がよく写らず、また目にも良くない感じ…。

点灯化したところの画像です

 カバーを元通り取り付けた上で点灯させたところ。なかなかシンプルながら美しいライトですね。最近のごてごてデザインの列車と異なり、シンプルではありますが、それでいてある風格があるようにも思えます。本品はデハ7001号のものです(外側に番号記載あり)。

ロマンスカーダウンライトアンバー色点灯の画像

 アンバー色で点灯させたところです。車のウインカーランプ用のLEDのようで、オレンジ色過ぎますね。やはり電球色が欲しいところ。
 もう一つの同形ダウンライトは、元のソケットを生かして点灯化してみましょう。


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