同じような内容ですが、ローマ字入りのものです。この東北線系サボは、取っ手の分だけ、長さが長いようです。
上と内容が同じで逆方向。これらは、海側と山側(進行方向に向かって左右)で、行先駅と正しい向きに入れるようになっていました。そのためこのサボの場合、上野行きの上り電車では、左側が上野になるように掲出することになっているわけです。
片側の内容は同じでも、裏面の内容が異なる例です。これは「宇都宮」ではなく、「小金井」になっています。また全体に字体が大きめに見えます。
ここから東海道線東京口のサボです。小田原−東京と裏面・平塚−東京。このようなものでも、今では1万円とかするのです。
普通に逆方向かと思いきや、裏面が「東京−国府津」になっています。やたら種類が豊富なイメージですね。
これは片側が、東京−熱海になっている例。
東海道線、東北線、高崎線など、首都圏の中距離電車も、みんな方向幕使用になり、さらには表示がLED化され、サボの差し替え風景といったものも、過去のものになってしまいました。
物置の片付けで出てきたサボ。何かを落札した時おまけにもらったものと思います。
益田−出雲市表示で、右下に「米」なので、米子持ちでしょうか。周囲に差し込んでいた跡があるので、キハ58系などに使用されたものと思われますが、詳細はわかりません。
裏面は反対方向ではなく、益田−浜田となっています。今はきっと電光表示になっていますね。