2009年・産まれた卵の観察日記続き



 8月9日。長崎原爆の日。北側の巣の汚さが、どうにもしょうがないレベルになったと思えるので、思い切って巣になっている箱ごと、全面更新することにしました。去年ピヨスケが巣立ったときには、6月半ばに巣立ちだったので、それほど問題はありませんでしたが、真夏に汚い巣というのは、コバエがたかったり、においもしたりして、やはりかなり事情が異なります。それもあって、同じ箱がありましたから、いっそそれに更新してしまうということに。

巣の様子を横から見た画像です

 巣を横から見たところはこんな感じです。入口は右側、右手前にケーブルとカメラが見えますが、これでいつも観察をしています。巣の箱全体を、一応風で飛ばないように、ヒモでアルミのスノコに縛り付けてあります。入口の汚れがひどいのがわかるかと思います。

新たに巣箱にする段ボール箱の画像

 全く同じ箱がありましたので、これを利用します。

箱を加工しているところの画像です

 箱のフタ部分を、下側のみ残して切り取ります。残した下側部分を、入口部に利用します。

箱を加工しているところの画像です

 側面にある手で持つ穴を埋めます。通気口としてはいいのですが、この先大風や雨の時困るかもしれないので、テープで貼って埋めてしまいました。

箱を加工しているところの画像です

 鳩は湿気を嫌うそうなので、少しは風が通るように、通気口を開けることにしました。あまり大きく開けると、風が通りすぎかもしれないので、キリで何カ所か開ける程度にしましたが、これでは小さすぎるかも…。

巣材の代わりを敷き詰めている画像です

 巣材も完全に撤去することになりますので、まるっきり箱のままというのも、ヒナも親鳩さんも落ち着かないでしょうから、少しペーパータオルをそれらしく折ったり丸めたりして敷きます。要所をセロハンテープで止め、しばらくの間ずれないようにしておきます。

巣の箱を交換したところの画像です

 元の巣と、全く同じように設置しました。位置もかなり厳密に同じにし、特に親鳩さんが違和感を感じないように注意したつもりです。ヒモは少し曲がってかけてしまいました。周辺も掃き掃除してあります。
 ヒナは箱を交換する間、バケツに待避させておき、そばに置いておきます。ついでに足輪をはめました。エメラルドグリーン色の足輪です。大きい方が左足に、小さい方が右足にはめています。

ヒナを戻したところの画像です

 ヒナを戻して完了です。ヒナはまだ怖がっている様子で、2羽ひっついて離れません。これで親鳩さんがどう反応するか、それが少し気がかり。
 ヒナを入れていたバケツには、トリサシダニらしいダニが8匹ほどいました。スプレー殺虫剤をかけ、更にバケツごと洗剤で洗って粛清。元の巣材が残る箱のほうは、ヒナから極力遠く離したところで、スプレー殺虫剤を中に噴射。そのまま手でそっと持って、部屋の中を通し、外へ持ち出してからポリ袋に密閉。口を縛りましたが、少し穴を開けて、そこからもスプレー殺虫剤を中に十分噴射し、ダニを死滅させます。その後その穴もテープでふさぎ完了。燃えるゴミとして廃棄します。
 鳩さんは、まあ野生のものですから、放っておいても巣立つでしょうが、出来るだけは清潔にしてあげたいと思うわけです。それに人間が観察するときも、あまりに汚いのはちょっと、というのも気持ちとしてはあります。ヒナや親鳩さんがどう思うかはわかりませんけれど、気に入ってくれるといいのですが…。


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