2009年・産まれた卵の観察日記続き



 8月10日。昼前に、北側巣へ親鳩さんが来たのを確認しました。巣の「取り替え」は、一応うまく行ったようです。もう既に汚れ始めていますが、仕方ないでしょう。
 今日は雨模様。南側のヒナは、巣の中でじっとしています。北側は15時頃、親鳩さんがやって来た直後、2羽ともヒナがバタバタ羽根を羽ばたかせるような動作をしていました。飛ぶ練習の始まりでしょうか?。天気は今一つですが、巣の回りを歩き回っているようでもあります。南側巣の中敷き紙は、取り替えを行いました。

 8月11日。明け方の5時7分、都内で震度4の地震(静岡で震度6弱)がありましたが、その直前、えらく北側のヒナががさがさと落ち着かず、親鳩さんも来て、まるで卵を産むかのように「うーお、うーお」と声を出していました。ヒナは巣の外に出て、羽根をばたつかせていましたので、それをカメラで撮影し、バッテリーを交換しにリビングに戻ったところで地震。地震後10分ほどして、モニタを見ましたが、北側ヒナはいつものように静かになっていました。地震とヒナの落ち着かない様子に、何か関係があったのでしょうか?。
 盛んに羽根のばしをするようになりましたが、まだ羽根の下には少し羽毛が足りないような感じです。

北側ヒナの画像です

 巣の回りを歩き回る、北側ヒナの大きい方。8月11日、11時39分。

北側ヒナの画像です

 夕方カメラを出しましたら、目の前にいました。16時29分。頭のぽや毛は、ほとんど目立たなくなっています。
 だいぶ南北ともにかわいい鳩の姿になってきました。北側は、巣の入り口付近のみ、掃除をしました。

南側ヒナの画像です

 南側のヒナはこのくらい。北側の大きい方のヒナよりは、まだ少し小さめでしょうか。14時10分。
 夕方、南側のベランダは、少し水で掃除をしました。ヒナをそっと連れてきて、赤い足輪を付けました。これでもうすっかり「ウチの鳩」(笑)。下の画像は、足輪を付ける直前。16時38分。

南側ヒナの画像です

 羽根の模様がきれいです。
 足輪を付けるときは、暴れるといけないので、おなかの下に手を入れて手のひらに止まらせてから、そっと羽根を包むように左手に持ちます。人間にさわられるのは、比較的慣れているはずですので(笑)、おとなしくしています。

南側ヒナに足輪を付けた画像です

 足輪付けました。左足に赤いのがついている様子がわかるかと思います。パチンとはめるタイプのものを使います。16時41分。このあと何度も頭をなでてあげ、おなかと足の写真も撮影しておきました。まだまだ頭のあたりに、ぽや毛が残っています。おなかの真ん中、縦の筋状のところには、固い骨が入っているようです。場所から考えると、ここが人間で言えば、ろっ骨(の真ん中)にあたるところなのでしょうか?。
 北側ヒナは、南側よりやや給餌の回数が多いように思えます。ただ、北側は2羽なので、小さい方がより多く餌を親鳩からもらっているようです(見る限りでは)。

北側ヒナのペアの画像です

 撮影になると、こうやって2羽ともひっついていることが多いです。大きな姿の人間が怖いのですね。結構結構。大きなものを恐れないと、巣立ってから困ります。16時43分。


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