2009年・産まれた卵の観察日記続き



 8月14日。早朝、南側のヒナが、巣を出てきてまっすぐ先のエアコン室外機前まで、ベランダ床をつつきながらそろそろと歩き回っています。餌を探すような動きです。餌場はその更に先の延長線上にありますが、そこには早朝餌をあげておくので、それを目指して他の鳩さんたちが集まっているわけです。そんな様子を見て、自分も何となく出てきたようなそんな感じと言いましょうか。ところがその中に、「右青足輪くん」(北側ヒナの母鳩)が混じっているのを見つけ、なぜかまとわりつき、ピーピー鳴いて餌をねだります。自分の親ではないのに。右青足輪くんは、困惑したような表情?で、顔をそむけたりして少し逃げるのですが、水の入ったバケツの向こうとこっちで、向かい合ってしまうと、あきらめたのか、本当の親でもないのに給餌してあげていました。こういうことがあるんですね(笑)。右青足輪くんも、親である以上放ってもおけないと思ったのでしょうか?。5回ほど口移ししてあげていました。その後、さらに本来の親からも給餌され、南側のヒナは落ち着きました。
 昼になって、南側ヒナは相変わらずうろうろして、とうとう人間のベランダ出入り口のところまで来ました。ここまで来たのはおそらく初めて。

歩き回る南側ヒナの画像です

 こうやって餌入れに載っているのがお気に入りの様子。12時47分。

白ちゃんと南側ヒナの画像です

 リュウキュウアサガオの下で。11時17分。
 白ちゃんといっしょに、写真に収まったりします。白ちゃんは春の早い時期に産まれた鳩さんのようです。12時11分。

白ちゃんと南側ヒナの画像です

 奥は火鉢転用の、メダカ水槽。蓮の花も植えてあります。

南側ヒナの画像です

 真横から見るとこんな感じです。ミニバトのスタイルそのものですが、右羽根が少し垂れているようにも見えます。のびが上手でなかったり、時々よろめいたりしますが、まだ羽根がはえそろわなかった時、背中の筋肉が少し不均一だったようにも見えたので、何か関係があるでしょうか。しかし、空いたバケツに入ってしまい、また抜け出したり、いろいろいたずらしています。50センチくらいは飛べるようなので、特段心配ないとは思いますが…。画像は11時18分。
 羽ばたきの練習のような動きもありますが、前にも上にも進みません(笑)。他の鳩さんたちが、何かの拍子にいっせいに飛び立っても、もちろん一人取り残されます。巣立ちはもう少し先になるでしょう。
 北側のヒナも、2羽とも歩き回るようになってきました。親鳩さんから餌ももらいますが、狭い北側の巣の回りをあっちこっちしているらしいです。カメラに誰も映らないときも多くなってきました。

北側ヒナの画像です

 この画像では、巣の箱の向こう側にいます。11時56分。

北側ヒナの画像です

 しっぽのところだけ見えています。頭隠して…。12時44分。

北側ヒナの画像です

 巣の向こう側を、窓を開けて撮影。こちらもきれいな鳩に成長しました。背中の真ん中あたりの模様が、南側のヒナとだいぶ異なりますが、それ以外はかなり似ています。足輪がなかったら、今後わからなくなりそうです。12時46分。


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