2009年・産まれた卵の観察日記続き



 8月19日。1羽になってしまった北側ですが、親の給餌はちゃんと行われているようです。南側のサザンクロス1号は、専用皿で餌を食べています。いったん上の屋根に飛んでいきましたが、昼前に戻ってきたので、また専用皿に餌を出しておきました。いつのまにか親鳩さんもいて、いっしょに同じ皿で餌を食べています(小鳥の餌なのに…)。他の鳩さんが食べようとすると、親は素早い速度で追い払います。その後はサザンクロス1号、巣に入って寝てしまいました。一方、北側のポーラースター1号は、巣の上に戻ってきて、まだ巣立っていないほうのヒナ(ポーラースター2号)といっしょに、じっとしていたりします。

北側ヒナの画像です

 巣立っていないほうのポーラースター2号(手前)は、外を見ていたりしますが、巣立ったはずの同1号(向こう)は、羽づくろいなんかゆったりしています。こういうのは、どう考えたらいいのでしょう?。5時19分。
 北側の巣は、まだポーラースター2号の巣立ちが確認されていないにも関わらず、両親が新たな巣材を運び入れ、特に母鳩はそれを配置したりしています。

北側ヒナの画像です

 ヒナ2羽揃ったところ。18時27分。巣立った鳩さんも、こうして普通に巣には入りますね。巣材が足下に散らばっており、少しずつ円形に整形されつつあるのがわかります。これは親鳩さんが、また卵を産む準備と考えられますが、本当はヒナが巣立ったところで、巣をもっと清潔に保てるような形に変えようと思っていたのですが…。
 夕方、南側のヒナ、サザンクロス1号は、エアコンの室外機上にいました。小鳥の餌をあげようかと出ていくと、ベランダで一番高い台の上、次いでベランダ手すり、そしていったん屋根の上に上がってしまいましたが、しばらくすると、手すり、手すりの下、そしてベランダで一番高い台の上と戻ってきて、そこから地面に降り、歩いて18時14分に「入庫」(笑)。すぐには寝ませんが、今夜もお泊まりの様子です。北側もそっと窓を開けて確認すると、2羽でおやすみの様子…。巣立ちっていったい何でしょう?(笑)。
 なお、南側のサザンクロス1号が入っている「巣」は、今後新たに卵が産まれると、人もサザンクロス1号も困るので、ザルに細い金網をはめ(古い魚焼きから転用)、中に巣材を入れたりは出来ないが、サザンクロス1号が歩いたり、寝たりするには困らないようにしておきました。

 8月20日。サザンクロス1号は早朝、他の鳩さんたちが普通の餌を食べている間、哲学的な目をしつつ考え込むようなしぐさで、自分の専用皿にある小鳥の餌を少し食べ、その後、他の鳩さんたちが少なくなったところで、普通の餌が入っている餌入れのところ(人間の出入り口前)までやって来ました。細かい餌なら、食べられるようになったようです。少し前までは、スノコの釘の頭をせせっていたのですが…。そのうち屋根の上に飛び、さらには対面棟へと飛んでいき、帰ってきません。午前中の運動というところでしょうか。
 北側の巣には、母鳩が入っています。また卵を産む準備でしょう。2羽のヒナ、ポーラースター1号と2号は、父鳩とともに巣の外へ。

北側ヒナの画像です

 なんとなく手持ちぶさたなポーラースター1号くん。13時57分。同2号くんは、巣立ちが確認できておらず、4羽で北側の狭い場所を占拠した形に。

北側ポーラースター2号機くんの画像

 ポーラースター2号くんは、この時下に降りていました。窓の前に来たところ。14時43分。巣の箱は取り替えて、巣の位置をもっと右に移動させたいと思っているのですが…。

北側2羽のヒナの画像

 2羽揃った北側のヒナたち。上側のポーラースター1号は、なかなか堂々たる鳩さんに。12時14分。
 南側のサザンクロス1号は、13時過ぎにベランダを掃除していると戻ってきました。急遽掃除中止。急いで巣の前と、そこらに空いたまま放置の鉢底皿に餌をあげました。さらに、ベランダ出入り口前に、人間用ごはんの残りや小鳥の餌を撒き、他の鳩さんたちをそっちに引きつけておきます。サザンクロス1号は、人の大きな動きにも慣れていますので、他の鳩さんを寄せ付けないよう、一時的に追い払ったりはしやすいですが、それは外へ飛んでいったときどうなのでしょう?。多少心配でもありますね。他の鳩さんたちも、人が動くたびに飛んだり跳ねたり状態に。かなりうるさいです。これが懸案なのですが…。
 サザンクロス1号くんは、今夜もお泊まり。北側に至っては、母鳩さんまで巣に入っています。巣の奥に母鳩、手前にポーラースター1号と2号という具合。


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