ヒナ・ピヨスケの誕生から巣立ち続き


いくらか鳩らしくなったピヨスケの画像です

 こうして見ると、いくらかスマートな鳩に見えるのですが。羽のくさび形模様がなかなかきれいです。2008年6月13日早朝撮影。

鳩の骨格がしっかりしてきたピヨスケの画像

 かなりしっかりした感じになってきたピヨスケ。まだピーピー鳴いているんですけどね。一見すると、若い鳩のようにも見えなくもない?。2008年6月14日夕方撮影。

深夜眠るピヨスケの画像です

 ところが、6月15日は、知る限り一度も親鳩が、給餌に来ませんでした。そのためなのか、夕方から夜になって、なんだかピヨスケは元気がありません。心配になったので、段ボールを用意して、家の中に取り込みました。キビの粒をお湯でふやかしてやってみても食べませんでしたが、ミネラルウオーターを、スポイトでクチバシにつけてやると、舌を伸ばして舐めるように飲みます。するとどういうわけか、妙に元気になり、箱の中から外に出ようとして、暗くしても寝ようとはしません。それなら大丈夫じゃないか?と思い、再び巣に帰しました。すると、これまたどういうことなのか、巣から這い出して、外で眠りにつきました(もう狭くなった?)。元気が無いように見えたのは、単に眠かっただけなんでしょうか。画像は2008年6月16日午前2時頃、街灯の光に浮かび上がるピヨスケのシルエット。

餌を食べるピヨスケの背中の画像です

 巣と反対側の窓の外すぐのところに、キビをふやかして置いてみました。すると窓枠をつたってやってきて、なぜか友だち?(きょうだい?)といっしょになって食べています。もう巣立ちも近いようです。ピヨスケの羽根の模様しか見えませんが…。2008年6月16日夕方撮影。

手すりから外を見るピヨスケの画像です

 一番高いところである、手すりの上にのって、外を見るピヨスケ。何かを感じているのでしょうか?。ぐるぐると回ったり、巣のほうへ戻ったりを繰り返します。そしてピーピーと鳴いておりましたが…。2008年6月17日早朝撮影。

●ここで飛ぶ練習なのか、羽根のストレッチをするピヨスケの動画はこちら(avi形式、3分8秒、約233MB)。

 このあと、夕方に巣をのぞくと、もうピヨスケはいませんでした。ついに巣立ったのです。無事に巣立ってホッとした反面、なんだか寂しい気持ちで一杯に…。うちの家族との夕食も、ピヨスケの話題で「湿った」感じに…。

巣立ち後のピヨスケと思われる鳩を含む画像

 ピヨスケの巣立ちから2日後、そばの建物の屋上に、ピヨスケらしい鳩がいました(右から2番目)。鳩は巣立っても、特に遠くに行ってしまうということは無いようですね。2008年6月19日早朝撮影。
 
 …と、これでピヨスケと名付けた鳩が、巣立つまでの記録は終わりです。しかしピヨスケは、その後うちで作った餌場に、姿を現します。それはまた、続きの「ピヨスケのその後」でご紹介します。


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