貫通ドア窓が表裏逆に付いているモハ103−462号車内。原形の103系の姿を近年まで残していた貴重な車輌でした。
相棒のモハ102−618号の車内。もちろん同じ仕様で、貫通ドア窓の逆付けも同じです。
貫通ドア窓が逆に付いているところを近くで撮影してみました。貫通ドアが2枚(手前と向こう)見えますが、向こうは別のユニットのもので、更新車です。しかしよく見るとガラスの押さえ金が、どちらのドアもこちら側に付いているのがわかります。こちらの車輌の窓ガラスに手をついた状態で、もしドアを開けると…。へたをすれば大けがです。これはエラーだと思うのですが、このドアを反対側(写真の後側)へ持っていっても、開き勝手の関係で同じようにしか付きません。この種の車輌は過去に雑誌に報告があったことはありましたが、末期まで走っていたとは思いませんでした。少なくとも他の廃車の車輌から転用して、取り替えた方が良かったような気もしましたが…。モハ103−462号、2002年4月21日撮影。南武線府中本町駅で。