三鷹電車区で休むモハ201−903号。床下のチョッパ装置箱は、熱対策から銀色に塗られています。向かって右側のパンタは撤去されていますが、台などは残っています。冷房装置はステンレスキセのAU75Gに交換されているようです。よく見ると向かって左側には、なぜか外ホロが付いていません。
右上に見える跨線橋は、各種の古レールで出来ており、観察はしにくいですが、よく観察すると、とても珍しいレールが多数見つかります(調べる方は、危険の無いようにご注意ください)。
モハ200−902号。モハ200形の試作車は2輌のみです。しかし901号はサハに改造されてしまいましたので、この時代に残っていたのは本車のみ。向かって右側には、外ホロがありませんが、様子からしてパンタ部分には、外ホロは取り付けられていません。
試しに、色相を変えてブルーにしてみました。手前の柵も黄色からブルーへ(笑)。この塗色はもちろんPC上でのイタズラですが、後に京葉線へのまさかの転属で実現しています。
モハ201−904号。右はクモハ200なので行先表示器が隣り合っています。これは試作車のみの特徴です(量産車では運転室寄りに移設)。
クモハ200−902号。日本車輌製です。運転室付近、やや車体が長めなのがわかりやすいかと思われます。国鉄末期からJR初期は、先頭に出ていたので列車無線のアンテナや、乗務員室扉下部の取っ手などは取り付けられています。試作車の先頭車は、運転室直後の屋根上にベンチレータがあり、1車で6個のベンチレーターがあるのが特徴です(量産車は5個)。
反対側の車輌はクハ201−902号です。車体そのものはクモハ200と同じ構造です。
このページの画像は、全て1996年5月5日、三鷹電車区にて。