試作車のJR総武線時代続き


201系試作車の画像です

 モハ201−903号の屋根上。パンタが残っている側です。パンタの形式はPS21。左奥はヒューズ箱です。ベンチレーターの右側に点線上にある出っ張りは、第2パンタへの電線管支えの跡です。離線対策のために、2つのパンタは並列につないであったようです。右側には、懐かしの301系の姿も見えますね。1996年5月5日、三鷹電車区跨線橋上から。

201系試作車の画像です

 モハ201−903号に残る、パンタ撤去跡。手前の大きめの四角2つは、パンタを取り付けてある台。茶色のものは、パンタカギ外し装置のケーブル跡、左に点々と続く小さな出っ張りは、おそらく空気管の支持台と思われます。こちら側には母線の跡が無いので、もともと母線は反対側のパンタから床下へ向かっていたものと思われます。同日、同上。

201系試作車車内の画像です

 モハ201−902号の車内。JRになってから、床がブルーのものに張り替えられ、シートモケットもブルー系になっています。一方、壁面の色などは変わっていません。よく見ると、つり革の形状が、三角形と丸形と2種あるのがわかります。右手前の青ジャケットの男性、携帯電話で話しています。一時代前の感じですね。1999年10月15日、新宿駅にて。

201系試作車車内の画像です

 隣接するクモハ200−901号の車内。逗子駅での写真から、かなりな年数がたちましたが、運転室後部の窓形状や、壁面の色などは同じです。スタンションポストは撤去されて久しいですし、座席や床の色が異なるのは、モハと同様です。営団地下鉄電車のように、ドア両側に立ち上がる袖仕切りは健在ですね。同日、新宿−大久保間。

201系試作車車内の画像です

 クモハ200−901号の運転台付近。運転台直後に戸袋窓があるのは、試作車だけの特徴です。また、その下にモーターへの風道が出っ張っており、混雑時には少々じゃまになったのでは?。これもクモハ200形のみの特徴で、本来は座席下に入るものです。よく見ると、戸袋窓はドア窓より少し低くなっているのがわかります。これも試作車だけの特徴でした。


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