まずは種別板類。
左上の丸文字「特急」は、四国で用いられたものだとか。キハ181系でしょうか。プラ製です。右側の「急行」は、アルミ板で、尾久客車区の公開で買ったもの。臨時列車用でしょうかね。
左下「座席指定」は、指定席をかつてこのように呼んでいました。ホーロー引きですが、実際にどの位使われたのか、レプリカかどうかなどは不明。右下「準急」は、かつて100キロ以下の優等列車に付けていた種別名称で、後に急行に統合されたり、快速に格下げされて、国鉄からは消滅しています。これもホーロー引きです。
それぞれの裏側。左上の四国「特急」は、表も裏も同じ表示ということになります。右上「急行」の裏側は、指定席の緑帯が入ります。右下「準急」の裏は、手書きで「ふたば」という愛称になっています。
一時期、関西に設定されていた、海水浴臨時列車が珍しく思え、愛称板を集めてみた時期がありました。乗ったことはないのですが。
左上、「わかさビーチ」ですが、この面のローマ字部分「WKASABECH」の誤植はひどいと思います(笑)。いくら何でも「うかさべち」は無いのではないかと。これって誰もわからなかったんですかねぇ?。もちろん正しくは「WAKASA
BEACH」。
右上と下は「はしだてビーチ」ですが、下のものは、写植文字ではなく、手書き風の文字を印刷したものになっています。ローマ字に間違いはありませんね。間にハイフンが入っているところが特徴でしょうか。いずれもプラ製。
裏側はそれぞれ「指定席」だけかと思いきや、右上「はしだてビーチ」の裏側は、「丹後ビーチ」になっています。案外設定が多数あったんでしょうか。下のものも、こちら側は「指定席」です。それにしても下のものは手作り風。
その後追加で入手した「但馬ビーチ」(たじまびーち)号の愛称板。この帯入りプラスチックの板は、全て抜き差しの時に使う穴が、真ん中ではなく意図的にずらしてあるのが特徴ですね。宮原持ちです。
反対面は指定席の表示です。本品は表と裏では列車名が同じになっています。