愛称板というのには、ちょっと微妙な部分もありますが、これは小田急が1965年頃からしばらく使用していた「準急」の表示板。正面右下に表示していましたが、それまでは行先表示の背景の形で種別を表現し、その後は種別表示幕の取り付けなどで、次第に使われなくなったようです。樹脂製で後ろ側に取り付け金具があります。HB車や1800系の古い時代の画像を見ると、これを付けている場合があります。
姫新線急行「みまさか」号の愛称板です。津山の親戚の家に行くとき、いくらかは乗った覚えがありますが、たいていは普通列車だったような…。
上のものの裏面。いわゆる「指定席/ローマ字」となっているものです。アクリル製。
品川持ちの「急行」のみの表示になっている愛称板。様子からしてかなり古そうですが、1960年代まではさかのぼらないでしょうか。アルミ製の厚板製。裏は白いです。
只見線の急行「奥只見」。1往復のみで、冬期は区間運休するという列車でした。編成はキハ58+キハ28+キハ58の3連で、800番台車が組み込まれることもありました。全車非冷房の急行でした。
只見線から上越線経由で都内に帰るとき、臨時の急行「佐渡60号」を利用したことがあります。指定が満席だったので、グリーン車にしたのですが、なんとグリーン車の後ろの自由席はガラガラ…どころか、最後部2輌は誰も乗っていない…。まあ、ゆったり帰れましたけど…(笑)。
特急「踊り子」の愛称板。本品は限りなくレプリカだと思うのですが、一応14系客車やスロ81系お座敷車を使用した臨時の「踊り子」では、これと同デザインのものが掲げられていたようです。まあレプリカだとすれば、「再現品」というようなものでしょうか。