車止標識には、このような「電球ソケット台」が入っており、そこから配線がされて、地中を通り、駅などの配電盤につながっています。入手した標識のソケット台は、既に破損していたり、サビが出ていたりしましたので、それを修理・整備しつつ、電球ソケットも失われていたので、付け直してみます。右上に見える「磁器製ソケット」を使用することにしましたが、実際には既に配線がなされた「レセップ」というものを使いました。そのため右上に写っているものそのものは使っていません。本当はこれを使うとなると、電気工事士の資格が必要でしょう。
割れている木部を、木工用接着剤で修理します。白く見えるのが木工用接着剤。
サビが出ている部分には、常温亜鉛メッキを本体同様施しました。「サビチェンジ」という製品を筆塗りです。
サビチェンジ塗布状況。サビの部分を被うように塗ります。塗ったところは黒っぽく変色します。こちら側が上面になります。
サビ止めが効いたところで、レセップを取り付けます。レセップとは、完成品の電球ソケット+スイッチ付きケーブルと考えればいいわけです。位置の確認と、ネジを用意しているところ。ネジは4ミリのもので、スプリングワッシャーと、普通のワッシャーを用意しておきました。ネジは何かの余り物です。
ネジ止めをしているところ。ソケット取り付け穴には、ネジが切られていませんので、普通にナットで締め付けます。上側はこれからナットをはめるところ。